「出汁で暮らしを整える」
1月は、その年一年の暮らし方について思いをめぐらせ、あれこれ取り入れてみようと思いたつ時節。大切なのは、すぐに生活に取り入れられて、息切れせず自然に続けられることだと、Soup Stock Tokyoは考えます。
出汁というと和食をイメージしますが、世界各地の料理ベースとして様々な出汁が使われています。
日本では昆布やカツオ節などから出汁を取りますが、ヨーロッパではトマトをベースとしたスープや料理が定番です。イタリアでトマトは日本の昆布のような存在で、日々の料理に欠かせないアイテム。昆布には、旨味成分であるグルタミン酸が多く含まれているのですが、実はトマトにもグルタミン酸が多く含まれているんです。
世界でベースは違えど、「おいしい」と感じる旨味成分は同じなのですね。
そんな日本の出汁と、ヨーロッパのトマトを掛けあわせ、旨みをたっぷりいただけるスープをご紹介します♪
3種根菜のミネストローネ
れんこん、牛蒡、大根などの根菜と、かつお節を加えて仕上げた和風仕立てのミネストローネ。このスープは、南イタリア産のトマト×かつおだしを重ねたスープです。
冬に美味しくなるれんこん、牛蒡、大根などの根菜がたっぷりと食べられる、寒い季節だけ限定スープ。トマトの甘味と酸味が口のなかにひろがり、丸みのあるやさしい味わい。それでいて、根菜のシャキシャキ感が満足感をだしてくれます。
スープにはお米が入っているのも隠れたポイント。このお米は、とろみとなるように加えています。少しとろみがあると舌に残るので、だしの味わいをしっかり楽しめます。「せり」や「万能ねぎ」をトッピングすると美味しくなるそうですよ♪
【家スープのじかん with Soup Stock Tokyo】
Soup Stock Tokyoが毎月開催している、“食”を起点に「おいしいって何?」を考えるイベント「おいしい教室」のテーマに合わせ、スープの世界をのぞいていく連載です。
➤コンテンツ協力:Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)
「Soup Stock Tokyo」とは、食べるスープをコンセプトにしたスープ専門店。冷凍スープの専門店「家で食べるスープストックトーキョー」では、冷凍スープをフルラインナップでご用意しているほか、オンラインショップでもお手軽に購入することができます。