G ZEROは、イタリアDOMO社が手掛ける「より実用的に進化させたイタリア発のフライパン」です!
その独特なデザインと特殊加工によって、料理における基本動作をサポートしてくれます。ミラノ工科大学でのテストでは、従来の取っ手と比較して肉体的労力が30%減少することが示されたそうですよ!
編集部の自宅で実際に使用すること約3週間。
G ZEROの魅力を十分に体験できたので、使用感と特徴をご紹介します。
洗う手間が圧倒的に楽になった!
フライパンのレビューの場合、「焦げ付かない!」とか「簡単に美味しい料理が!」など調理面の特徴が目立つと思いますが、あえて調理面ではなく片付け面での特徴をご紹介します。
今回、G ZEROを使っている中で最もメリットを感じたのが、洗う手間が格段に減ったということ。炒め物・ソースなどを使う焦げ付きやすい調理など色々試してみましたが、フライパンについた汚れはお湯とスポンジでほぼ落とせました。
汚れを簡単に落とせることが、こんなにメリットだったとは。毎日使うからこその視点ですね。
調理後に洗わずに乾燥して固くなってしまってもOK。また、調理中でも焦げ付いた部分をキッチンペーパーなどで拭きとることもできました。
「調理中にフライパンにこべりつかずツルツル!」というフライパンは山ほどありますが、ここまで洗い落としやすいフライパンは使ったことがありませんでした。
フライパンのコーティングだと「テフロン」が有名ですよね!G ZEROのコーティングには航空宇宙技術から生まれた「HOPLON」という独自の技術が施されているんです。
もう1つは、取っ手が特殊な形をしているので狭いところでも洗いやすいということ。
上の画像は、ひとり暮らしの賃貸でよくある横よりも縦が長いシンクです。「昔住んでたところがそうだった!」という方も少なくないはず。
「取っ手がとれるフライパンなら同じじゃない?」
洗うだけならそうなのですが、実は取っ手が取れるタイプのフライパンが苦手なんです。取っ手がくっついているという安定感と安心感。それでいて、狭いスペースでも使えるというのは非常にメリットでした!
独特なデザインの「取っ手」が楽な理由
実は、編集部がこのフライパンに出会ったので2019年の展示会。一目見たときからこの形が気になっていました。
「曲がっているだけで」と言うと語弊がありますが、この取っ手のおかげで狭いキッチンでもスムーズに調理ができます。
取っ手の部分は、フライパンの大きさや重さ、メーカーによって長さや太さが様々ですが、並べてみるととってもわかりやすいですね。
フライパンに近いほど持ち手も熱くなるし油もはねますので、短すぎると危険です。また、逆に長くなればなるほど握る箇所がフライパンからの離れるので重さを感じるようになります。
G ZEROは、上に曲がっているので熱からは遠ざかり、この独特な形が重さの体感を軽減させてくれています。
実際にフライパンを握ってみましょう。
違いは、握ったときの「手」の向き。
G ZEROは、手首から手にかけて一番無理のない形でフライパンを握ることができます。
これにより、調理する際にフライパンを振る動作はもちろん、持ち上げてお皿に移す動作もスムーズに行えました。
まっすぐな取っ手の場合、手首が伸びているのが分かると思います。
手首への負担が軽減することで重さも感じにくくなる。
まさに「G」「ZERO」ですね・・・!
※厳密には、支点と力点の作用で軽く感じるという現象です。
まとめ
日々使うものだからこそ、使ってみてわかることもたくさんあるキッチン用品。
現在のフライパンの価格帯は、数百円のものから数万円のものまでさまざまな種類が存在します。
「調理中の負担を減らしたい」
「洗い物をもっと楽にしたい」
そんな方は、ぜひ検討してみてください!