とうとう待ちに待ったクリスマスシーズン。
この季節は友人や家族とホームパーティをすることも多くなります。12月は「スープ×パーティを楽しむ」というテーマで連載をお送りします。
初回は、「オマール海老のビスク」をチョイス。ビスクとは、海老や蟹、野菜の裏ごしで作った、濃厚な味わいのフランスのクリーミーなスープのこと。
Soup Stock Tokyoの「オマール海老のビスク」は、オマール海老の頭をじっくりとソテーし、香味野菜やトマトと合わせました。ブランデーやワインを使うことによって魚介類独特の臭みを消し、出来上がったスープを丁寧に濾し、上品にまろやかに仕上げた濃厚で贅沢なスープです。
原材料を見てみると、余計なものが入っていない、素材だけで作られた体に優しいスープ。TiMEZはそんなSoup Stock Tokyoが大好きなんです。
パーティー用ウェルカムスープのアレンジ
いつもはカップでいただくオマール海老のビスク。
大人数を招くパーティーでは、アミューズブーシュ(amuse bouche)「ひとくちのお楽しみ」としてふるまうのもおすすめ。アミューズというと前菜というイメージがありますが、アミューズという言葉には「楽しませること」という意味もあるんですよ。ゲストを楽しんでいただくために、自由な発想でアレンジしてみましょう。
今回はパセリを使いましたが、牛乳や生クリームを泡立てて、スープの上に載せるひと手間で、更におもてなし感があがります。
パーティを彩るもの
少し手間をかけるだけで、ぐんとおしゃれなテーブルアレンジができちゃいます。今回のアレンジのコツをご紹介します。
ローズマリーをキャンドルの周りに
スーパーで買ってきたローズマリーを紐でくくるだけで、簡単で可愛いリースができます。キャンドルを中央に置いたらクリスマスらしさの演出に。
このおしゃれなアレンジは、今年の夏にSoup Stock Tokyo別荘(河口湖周辺)で行われた、おいしい教室~ご馳走のじかん~で教わりました。テーブルを彩ることも料理の一部。準備も楽しんじゃいましょう!
キャンドルを中央に並べる
キャンドルを中央にまとめて、左右をフードスペースにしてみました。キャンドルはあえて大きさや高さをばらばらなものにして、肩肘張らない無造作な演出をしています。
スタイリングのルールは特にありませんが、やけどしたり何かが燃えてしまわないように注意が必要です。特にお花など、火より背の高いアレンジには気をつけてくださいね。
おちょこに花をいける
アミューズはひとくちスープやチーズなど、可愛らしいサイズのフードが並びます。見た目のバランスを考えると、アミューズ周辺を彩る花は、おちょこなどの背が低く小さなグラスがおすすめです。最近ではInstagramで写真を撮ることも増えてきました。
大きな高低差がないアレンジは、接近で写真を撮りやすく、インスタジェニックな被写体になります。
逆に大きな高低差をつける場合は、華やかな演出になりますので、メインテーブルにおすすめです。
写真に撮られることを意識してみるとさらに◎
木の実や葉をちらす
木のまな板にフードを並べて「何か物足りたいな」と思ったら、木の実や葉をちらしてみましょう。海外のパーティのようなシャビーな演出になります。木の実はワインのおつまみにもピッタリ。
クリスマス間近の華やかなパーティシーズン、ウェルカムスープでおしゃれに演出しましょう♪
文・写真/tocco
【家スープのじかん with Soup Stock Tokyo】
Soup Stock Tokyoが毎月開催している、“食”を起点に「おいしいって何?」を考えるイベント「おいしい教室」のテーマに合わせ、スープの世界をのぞいていく連載です。
➤コンテンツ協力:Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)
「Soup Stock Tokyo」とは、食べるスープをコンセプトにしたスープ専門店。冷凍スープの専門店「家で食べるスープストックトーキョー」では、冷凍スープをフルラインナップでご用意しているほか、オンラインショップでもお手軽に購入することができます。