人生の大半を占めることになる「睡眠」をテーマに、牛飼いの嫁 こんどうゆか が「眠り製作所」の 木榑浩之さんと一緒に眠りについて学んでいきます。
こんにちは!牛飼いの嫁こと こんどうゆか です。
この記事を書いているのは、節分を過ぎたばかりの2月の初旬。暦のうえでは春といいつつ、現実には1年でもっとも寒い季節ですよね。
冬のお布団が冷たいのは仕方ない。
当たり前のように受け止めていたことですが、眠りのプロの木榑さんにかかると…
というわけで今回は、冬のお布団のイヤ〜な冷たさを解消するアイテムをお教えします!
そもそも冬の布団が冷たく感じるのはなぜ?
冬にお布団に入るとヒヤッとするあの感じ。憂鬱ですよね。
あのヒヤッは、じつは「布団の湿気」が原因なんだそうです。
冬は乾燥する季節なので「湿気」だなんて驚きですが、機密性の高い現代の家は、冬でもお風呂場やキッチンの湿気が、家中にこもってしまうそう。
そして、それが布団がヒヤッとする原因なんだそうです。
冬でも暖かく眠るには?
天日干し
誰もが知ってる、お布団ホカホカの秘訣。それは天日干しですよね。
干してお日さまにあてることで、お布団が乾いて湿気がとび、冬でもふっくらホカホカ暖かく感じるというわけですね。
湯たんぽ
本当は毎日お布団が干せればベストですが、毎日晴れというわけでもなし、ましてや忙しい日々では、なかなかそうもいきません。
そんなときは、お布団自体を優しく温めてくれる湯たんぽがおすすめです。
じんわり身体と布団を包む暖かさは、他には変えがたい温もりではないでしょうか。
プラスチックタイプは手軽で扱いやすいですが、個人的には昔ながらのブリキタイプも、レトロでお気に入りです。
電気毛布
湯たんぽと同様、お布団自体を温めてしまうなら、電気毛布もおすすめです。
電気毛布だけでなく、電気あんまや電気カーペットなど、電気を使ってお布団を暖かくする商品は多数発売されています。
これらは全て、お布団のヒヤッを解消するには非常に有効なアイテムたちです。
なによりスイッチのオンオフだけというのが楽でいいですよね。
ただし1点だけ注意が必要。
眠るときに付けっぱなしにするのはNGだそうですよ。
付けっぱなしで寝てしまうと、身体の体温調節機能が弱って、返って冷え性などを悪化させる原因に。
布団が暖まったらスイッチが切れるようタイマーを使うなど、うっかり付けっぱなしにしないよう工夫してみてくださいね。
まとめ
冬、布団がヒヤッと冷たく感じるのは、布団にこもった湿気が原因です。
布団の湿気を飛ばすには、天日干しが一番知られた方法ですが、眠り製作所の「ダニ除け調湿マット」もおすすめ。
そのほかに、お布団自体を温める、湯たんぽや電気毛布も上手に活用してくださいね。
質のいい眠りのために「睡眠環境」が大切なのは、いままでの連載でもお伝えしてきたとおり。
天日干し、湯たんぽ、電気毛布、そしてダニ除け調湿マットなどを上手に駆使して、冬でもホカホカのお布団で、質のいい眠りをゲットしてくださいね。
牛飼いの嫁&ライター。2018年に縁もゆかりもない田舎町へ移住して、旦那さんの夢だった牛飼い暮らしをスタート。現在は、牛とイヌと旦那さんと、のんびり暮らしています。(Twitter:@yukais_1983)