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【器・花連載7】山中漆器、我戸幹男商店のぐい飲み

山中漆器、我戸幹男商店のぐい飲み

以前もTimezでご紹介した我戸幹男商店。

我戸幹男商店は、明治41年(1908年)にろくろの街、山中温泉で我戸木工所創業しました。

我戸幹男商店は、日本の伝統的な和の美意識に基づき、無駄な要素を削ぎ落とした普遍的に美しい形を追求しています。このぐい飲みのシルエットを見たら、そのこだわりが伝わってきます。

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山中漆器とは

安土桃山時代にはじまったと言われています。挽物といわれる、ろくろを回して円形の器をつくっていた集団が、山中温泉上流に定住して作りはじめたそう。

石川県には3つの漆器産地があり、「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」と言われています。丸物木地を轆轤(ろくろ)で挽く挽物木地師などは、国内でもトップクラスの職人さんがここにいます。

・参考:木製漆器

山中漆器の歴史や、職人さんが作った過程を知ると、ひとつひとつの器に長いストーリーを感じることができますよね。そのストーリーを聞きながら一杯飲んでみたいものです。

山中漆器、我戸幹男商店のぐい飲み

山中漆器、我戸幹男商店のぐい飲み

木地は橅(ブナ)。仕上げは拭き漆です。前回ご紹介したのお椀とは、また違った木目と風合いを楽しめる一品です。持ってみると想像以上に軽く、それでいてしっかりしています。裏側には「橅」の彫りが刻まれていてとても風格のあるぐい呑です。

山中漆器、我戸幹男商店のぐい飲み

木の器の大きな特徴は、長く使い続けるとその木と、その人の使い方の歴史によって、少しずつ表情を変えていく楽しさがあります。

少し寒くなってきた季節、熱燗をちびっと飲んでみようかな。

サイズ
φ65 × 63mm
日本の器 ぐい呑 橅
¥ 3,024

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写真・コンテンツ協力:style select shop まほろ

焼物、陶器、磁器、漆器、竹細工、和紙、革製品などの職人がつくる伝統の和のテイストを含みながら、モダンで生活に馴染みやすいアイテムを取り揃えている横浜のセレクトショップ。それぞれのアイテムは、スタッフが実際に陶芸家のアトリエや展示会などに出向き、ひとつひとつ納得して仕入れているので、細部にこだわったプロダクトが集められている。

style select shop まほろ
・神奈川県横浜市港北区菊名2-8-20
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・TEL:045-402-5211

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