ずっと気になっていたものの、なかなか手を出せていなかったマクロレンズ。やはりネックになっていたのは価格で、気になっていたものの予算を超えるものも多かったので足踏みしていました。
そして、価格を抑え汎用性の高いレンズを探して最終的に行き着いたのが「SONY FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)」です!
タイミングが良かったのか5万円以下で購入できました。
タイトルにも書いた通り、マクロから風景・ポートレート撮影まで活用でき、マクロレンズとしてだけでなく50mmの標準レンズとしても使用できる汎用性の高いレンズらしい。ちなみに、最短撮影距離が0.16m!
まだ使い始めなのでもう少し慣れが必要だと思いますが、ファーストインプレッションなどまとめました。
程よいサイズ感で扱いやすい。
「マクロレンズは大きいものだ!」と勝手に思っていたのですが、長さ71mm、重さ約236g と意外と手のひらサイズ。
ソニーのカメラを購入してからずーっと定番の単焦点レンズ「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)」だけは売らずに一番長く愛用しているのですが、そのレンズと長さはほぼ一緒で重さは軽くなったのでむしろ扱いやすさすら感じています。
また、α7シリーズのレンズキットでセットになっている標準ズームレンズ(SEL2870の場合)と比べても少し小さくなるので、サイズ感的にも撮影シーンの汎用性においても、まさに初めてのマクロレンズとして扱いやすいように感じています!
※最大径が少しだけ大きくなります。
すり鉢状のレンズを覗いてみると、奥に前玉が見えます。
これだけ奥まっていれば、レンズ保護フィルターやレンズフードは不要なのかな?と思いましたが、さっそくマクロ撮影に集中しすぎて被写体に突っ込みそうになったこともあり、とりあえずレンズフードだけでも買おうかなと思っています。
レンズの先っちょにフードついてないと、何か不安な感じがするんですよねぇ・・・。
もし近づきすぎても、レンズ本体が触れる前にフードが触れることになると考えると安心感があります。
α7RIIに装着してみました。
似たようなサイズの SEL55F18Z を使っていたこともあり、正直今まで通りな雰囲気でしかありませんね。
標準ズームレンズ(SEL2870)を使っている方も、さほど違和感なく使えると思います。
フォーカスレンジリミッターをうまく使おう。
ピントを合わせるためにレンズが伸び縮みするわけですが、このレンズは上の画像くらい伸びてくることがあるので、ピントを合わせるのに時間がかかるシーンが何度もありました。
そこで「フォーカスレンジリミッター」。(私は初体験の機能でした)
「full」「∞-0.3m」「0.3m-0.16m」の3段階で調整でき、その名の通りフォーカの範囲を制限しスムーズにピントを合わせてくれるというもの。
「面倒だからfullでいいや!」と思っていましたが、慣れるとこれが便利すぎる。
色々な距離感で撮影してみました!
まだまだ持ち歩けていないので枚数が少ないですが、撮影したものを少しだけアップします。
標準レンズとしても使えるマクロレンズとして思っていたよりも使い勝手が良い!普段使い用レンズとしても、かなり重宝しそうです。
マクロ撮影は少し練習が必要そうですね。
上の画像は、本にかなり近づいて撮影撮影したもの。紙の質感までしっかりと写っており、今まで撮影できなかった距離の撮影に心躍らせています。
こちらは、スパイスカレーに近づいてみました。
以下、撮影した写真をアップします!
まとめ
持ち歩きたくなるマクロレンズ。私のように「初めてのマクロレンズ」という方には汎用性も高いこともありおすすめかもしれません。
もちろん、資金力があればもっと高額なレンズも視野に入れられると思いますが、今回は5万円以下で購入できたので満足度も非常に高いです!
まだ限られた範囲でしか撮影できていないので、たくさん持ち歩いてたくさん撮影しようと思います。