大人であれば靴への違和感をちゃんと説明できるし、自分の意志で靴を選ぶことができます。しかし、小さな子どもとなるとそうはいきません。
ましてや、ギフトで甥(姪)っ子や孫の靴を買おうとなれば、さぁ大変!子どもに最適なサイズの靴を探すのは本当に大変なことですよね・・・。
キッズ売り場を併設している靴屋に行けば「靴のプロ」に測定してもらえるともいますが、必ずしもお店が近くにあるわけではないでしょうし、オンラインショップで買うシーンも増えていることでしょう。
そこで、ニューバランスの公式サイトで紹介している「キッズ計測シート」を試してみてください!
「子どもの足のヒミツ」から詳しく書いてあるので、とっても参考になると思います。
ちなみに、ニューバランスってどんな会社か知っていますか?偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーだったということにびっくり。そして、赤ちゃんの足は扁平足なんだとか・・・!
子どもの足のヒミツ
赤ちゃんの足はほとんど軟骨のような状態で足として完成するのは18歳ころとのこと。
ほとんどの大人の足には「土踏まず」という部分がありますよね。弓状の形をした骨からできていて、身体を支えるのはもちろん、歩く・走る・跳ねるといった運動の弾みをつけたり衝撃を緩和したりするとても大切な骨だったりします。
この土踏まずは、活発に発達するのが3~4歳、ほぼ大人のような土踏まずになってくるのが6~7歳と言われているようです。
そして、赤ちゃんや小さい子どもにはこの土踏まずがないのです。
子どもの成長とシューズ選びガイド
この図は本当に分かりやすかったのでご紹介します。年齢によって「守る靴」「立つための靴」「動くための靴」という3段階で紹介されていました。
新生児から1歳くらいの子どもでは、足の骨が柔らかいこともあり「守るための靴」というのが重要になるようです。ソックスよりも足を保護してくれるし、靴を履く練習にもなるとか。
1歳から2歳くらいの子どもでは、走り回ることはできないけれども、立ち上がるようになり外で歩く機会も増えてくる時期です。この年齢の子どもに対しては、屈曲性に優れたラバーの靴などをニューバランスでは用意しているとのこと。
最後に2歳以上。この年齢の子どもたちには、しっかりと歩き走り回れるようになるため「クッション性」のある靴が用意されています。少しずつ大人の靴に近づいてくるというわけですね!
全然意識したことありませんでしたがこのような情報を見てしまうと、もっともっと深くお話を聞いてみたいですところです・・・!
自宅での計測しよう!
PDFでダウンロードできますのでプリンターなどでプリントアウトしてみましょう!その際に、長さがあっているか、お手持ちの定規などで測っておくと安心だと思います。(プリンターの兼ね合いで長さが前後する場合があります)
ポイントは、「足長(レングス)」「足囲(ボールガース)」「足幅(ウイズ)」の3つを測定するできること。
ぜひ、購入時の参考にしてみてくださいね!
正確なサイズを知るにはシューフィッターなどがいる靴のお店に行くのが最良なのは言うまでもありません。上記のニューバランス公式ページにも「計測シートは子供用簡易版となります。」と記載がありますので注意しましょう!
※本記事の赤ちゃんの足の写真は、フリーダウンロードが可能な「photoAC」を使用しています。