肉にせよ、魚にせよ、美味しい料理のお供に白米は欠かせません。ほとんどの方が炊飯器でお米を炊くと思いますが「土鍋やダッチオーブンなどで炊いたお米が美味しい!」という声もたくさん聞きますよね。
そこで、岩手製鉄の鉄のダッチオーブン「ダクタイルダッチオーブン」を使ってお米を炊いてみることに。
今回は、フードデザイナーの福原さんにご協力いただき、ダクタイルダッチオーブンでお米を炊くコツについてお聞きしながら、手順をご紹介したいと思います。
フードデザイナー/スパイス香辛料アドバイザー/薬膳アドバイザー。スパイスやフルーツを取り入れる料理を研究中。カフェのメニュー監修やレシピ考案、料理教室なども手掛ける。2019年にはダクタイルパン・ダクタイルダッチオーブンを使った料理イベントなどをはじめ、STAMP WORKSの企画にもご協力いただきました。
本日の食材
今回ダクタイルダッチオーブンで炊くお米は、ダクタイルダッチオーブンが生まれた岩手県から「銀河のしずく」をチョイス。
「炊きあがりの白さ」「食感が良い」「冷めても美味しい(甘みが増す)」などの特徴がある岩手オリジナルのお米です。
ダクタイルダッチオーブンは、炊いた後の保温用に使用することはできません。ただ、冷めても美味しいお米なのであれば、相性ピッタリかも。
ダクタイルダッチオーブンで炊けるお米は、2合まで。
基本的な準備は炊飯器で炊くときと同じで、お米を研ぎ、30~1時間ほど水に浸しておきます。水をよく切ったらダクタイルダッチオーブンに移し、2合のお米に対し 400~420ml のお水を入れます。今回は 400ml で炊いてみた結果、固めに炊けました!
しっかりと、モチっと炊くにはもう少し水が必要になりそうです。
美味しく炊こう
火加減を微妙に調節しながら炊き上げていく方法もありますが、正直難しい・・・。ということで、とってもシンプルな炊き方を教えてもらいました!
やることほとんどないのに美味しく炊けるので、試してみてくださいね。
蓋をせず、沸騰させる。
まずは、中火程度で蓋をせずに沸騰させます。
ぐつぐつしてきたらOK!
火を弱火にし蓋をします。
ここから20分炊いていきます。
20分、炊く。
基本的には、弱火で20分待つだけです。
注意は、吹きこぼれ。
ダクタイルダッチオーブンで2合のお米を炊く場合、弱火で炊いていれば吹きこぼれることはほとんどありません!もし吹きこぼれるようでしたら、火の調節をしてみてください。
5分、蒸らす。
20分経ったら、火を消してそのまま5分蒸らします。
絶対にふたを開けないようにしてください。
炊きあがり。
蒸らしが終わったら、しゃもじでさっくりと混ぜてください。
これで完成!
「米が立つ!」とはよく言ったものですが、1粒1粒がふっくらしていて本当に米が立っていました。
工程も簡単なので、ぜひ試してみてください!
美味しいお米で何を食べますか?
お米が美味しいと、おかずに何を合わせるかワクワクしませんか?
簡単で美味しいお米の炊き方を教えてもらったので、次回は「お米が主役の美味しい食べ方」をご紹介したいと思います!