冬になるとよく見かける葉牡丹(ハボタン)。
昔はヨーロッパで野菜として食されていましたが、それが品種改良され日本では観賞用として定着しています。キャベツような容姿なのでイメージが湧きやすいですね。
牡丹に似た植物だったので、葉牡丹という名前がつけられました。そして、寒い1月に耐えてくれる華やかな植物として重宝され、広まっていきました。例えば東京と大阪では葉牡丹の雰囲気が少し違うなど、日本国内でもご当地葉牡丹が育てられたようです。カラーも白や赤、グリーン、紫のように様々です。
今回はウィンターチェリーという葉牡丹を、グラスに入れて飾りました。茎が長くしっかりしているので、すくっと力強く自立します。しかし、簡単にハサミで茎をカットすることができ、さながら野菜をカットするような触感です。このように比較的小さな葉牡丹はバラのようにも見え、とてもボリュームがあって華やかです。
ホワイトレースフラワーを少し添えると、とても愛らしくなりますね。
お正月のイメージもある葉牡丹ですが、長く楽しめる植物なので気分に合わせてアレンジを色々変えてみるのもおすすめです。