建築家・大工Chuckie(チャッキー)さんに、お洒落にヴィンテージ風にアレンジする家具や、リフォーム、DIYなどのコツやポイントなどをお伺いする【TiMEZ Vintage】の連載がスタート!
初回は、Chuckieさんの自己紹介をお届けします。
TiMEZ Vintage
それは何なのか?
それは何を追求しようとしているのか?…
それらをお話しする前に、私が何者なのかをお話しするべきだ。まずは名を名乗る。武士道の基本だ。
私の名前はChuckie(チャッキー)という。
東京としての認知度が限りなく低い、町田市というところに生まれ育ち、リノベーションやリフォーム、店舗改装などをデザイン、施工する、いわゆる工務店をSTONESという名でその地に構えている。そしてその中で、ヴィンテージやインダストリアル、欧米のカルチャーなどにインスパイアされた家具などを、デザイン、製作を行うCOARSE THREAD USという部門も展開している。
STONESの方では、洒落たリノベーションから、いわゆる一般的なリフォーム全般を請け負い、COARSEの方では趣味丸出しの、偏った世界を発信している。と、思っていただければよいだろうか。
私自身は基本、大工である。権威も何もない、ただのヒネクれた大工である。私自身、自ら打ち合わせをし、現場で作業もする。多少の図面やイメージパースも作り、お見積り等のご相談も行う。ただし、うちには他のスタッフもいるので、必ずしも、私だけが現場に入るわけではないが、基本的に一貫体制なので、お客様とのイメージのずれが少なくスムーズにできているのでは。と思っている。
そういった中で、私がもっとも得意とするフィールドがヴィンテージ感を出した物づくりなのである。
やっと本題に追いついた。
無類かどうかはわからないが、基本的に使い込まれたヴィンテージ感や昔のデザインが好きなのだ。インテリア、家具、洋服、モーターカルチャー、音楽、、、全てだ。特に好みは50’s~70’s位の感覚だ。しかし、ただVintageを語るだけなら、他の方のほうがよっぽど素晴らしい。
では、なぜ私が語るのか。
「インテリア、DIY、その他諸々にヴィンテージ感を表現するにはどうしたらいいのか?新品の使いやすさでVintageの風合いをだすにはどうしたらいいのか?」など、そんなとっても都合のいい疑問や、考えを具体化するためのアイデアと、その実践方法などを物づくりに携わる立場の視点で解説し、それとともに、様々な物のVintage感を考察し,没頭していこう。というのが、私が語る理由であり、それがTiMEZ Vintageの主題なのである。
おおよその概要はお分かり頂けたであろうか?簡単に言えば、古ぼけた感じをうまく生活に取り込みたいけど、どうしたらいいの?教えてって事だ。
そんな大役が務まるだろうか?
わかりません。
務まるかどうかは私次第なわけだが、脳機能がリアルヴィンテージ化し始めている私にとって、先ずは、どなたかに脳のリノベーションの方法を聞く方が先決かもしれない。そんな、右も左もありゃしない私の話にこれからも耳を傾けてくれるなら、脳のヴィンテージ化も味としてかっこがつくというものである。
皆様とご一緒に、脳の活性化もしていけたら。と思っている。共々よろしくお願いしたいところだ。
■chuckie(チャッキー)
建築家。大工
大工の家に生まれ育ち、何も買い与えられなかった為、自分で作るしかないと幼少の頃からしょうがなく創作。現在に至る。建築、リノベーション、リフォームを行う工務店stones、 家具、雑貨等のデザイン施工を行うCOARSE THREAD US 同代表。ヴィンテージは何でも好き。特に音楽、モーターサイクル、ファッション等に造詣が深い。自称「スラム街のアインシュタイン」好きな言葉は「だが断る」・詳しい作品紹介、日常は筆者Instagramへ
・質問、施工お見積り等はstones.ishii[アット]gmail.comまで