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こだわりのモノづくりと使いやすさの共存を実現。デザインが良くなったと評判のツインバード工業へ!

ツインバードの全自動コーヒーメーカーが我が家に届いてから数日。もっとこのマシーンのことを知りたくて「ツインバード日本橋ゲートオフィス」に行ってきました。

まさかここまで対応してくれるとは思っていなかったので、まず最初に感謝の意も込めて「ツインバードの全自動コーヒーメーカーは、ものすごく気に入っている」とお伝えてしておこうと思います。

すでに製品のレビューをしていますが、私が魅力だと感じたポイントがそのまま製品の特長だったと聞き「まさに私がターゲットイメージだったのか!」ととても驚いていますよ。

製品の詳細については、ぜひ下記の記事を読んでみてください。

さて、ショールームにはコーヒーのいい香りが漂い、私の大好きな空間でした。

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燕三条を体験できるカフェの上で。

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ツインバード日本橋ゲートオフィスの1階には、ツインバードの本社がある新潟・燕三条を体験できる「Gate CAFE」があります。

新潟から直送される旬の野菜を使った料理や、雪室ブレンド珈琲という焙煎した豆を新潟の雪の室で低温熟成させたコーヒーなどが味わえるカフェになっています。

カフェについては改めてお邪魔するとして、今回はショールームでインタビューをさせていただきました。

えーっと。お洒落なデザイン増えましたよね・・・?

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いきなりこんなこと聞いてよかったかわかりませんが、私の中のツインバードの製品は全般的に「デザインよりも価格」というイメージでした。

特別な機能がついているわけではなく、必要な機能だけを製品化し、安く揃えられるので重宝していたような気がします。

「単機能で低価格」

新生活向けの製品なども展開しており「実は、ツインバードだった・・・!」とあとから名前を知った人も多いようです。

そして、近年。

お客様の声や単独世帯の増加から多様化するニーズを実感したのをきっかけに、付加価値の高いものも意識して製造するようになったそうです。

もちろん、単機能で低価格の製品も需要があるので今後も製造していくそうですが、現在のライフスタイルに合わせて付加価値の高い製品の展開も行っていくとのこと。

それが「究極のベーシック(Ultimate Basic)」という製品コンセプトです。

現在では、今回お借りしている全自動コーヒーメーカーをはじめ、扇風機や掃除機などで採用。より使いやすく、生活の中に溶け込むようなデザインを目指したんだとか。

このデザインコンセプトは、ここ数年で「新しい製品価値」を提供するべく考案し、デザイナーが部品や設計など最後まで一貫して携わることで実現したそうです・・・!

出会いは、本屋で見つけた1冊の本

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コーヒーをいただきながらインタビュー

ツインバードの全自動コーヒーメーカーを語るにあたり、絶対に外せないのがバッハ・コーヒー代表の田口氏。コーヒー界のレジェンドとして日本が誇る職人です。

ツインバード工業は、会社の大半が技術者ということもあり「美味しいコーヒーとは・・・?」という部分に答えを出せる人がいなかったそうです。暗中模索の中、出会ったのが田口氏の「田口護の珈琲大全(リンク:Amazon)」という本。

その後、実際に新潟から南千住の喫茶店に行きコーヒーを飲んで確信したそうです。

そこから開発は始まり「美味しいコーヒーを淹れられる全自動コーヒーメーカー」ではなく「誰でも正しいコーヒーの点て方を再現できる全自動コーヒーメーカー」を目指し試行錯誤がスタート。

コーヒー豆の挽き方1つでも、田口氏にサンプルを見てもらいながら、均一に挽けるよう刃や挽き方を調整していったそうです。一般的な全自動コーヒーメーカーでも5段階調整が多い粒度についてでも「使いこなせない」と指摘を受け、3段階に絞ったとのこと。

その他、田口氏のノウハウをツインバード工業の技術で形にしていき、完成したのがこの全自動コーヒーメーカーなのです!

ミルへのこだわり

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コーヒーの風味は、粒度で決まるといわれているくらい重要なポイント。また、摩擦熱がかかることで風味を阻害する場合もあるそうです。ゆっくりと均一に挽くことができるよう、このミルには燕三条地域のステンレス製の刃と独自技術が詰め込まれています。

「電動のミルを買ったけど、動きが鈍くなって使えなくなってしまった・・・。」という方も多く、全自動コーヒーメーカーを購入するを躊躇する方も多いようですね。

この全自動コーヒーメーカーは、ステンレスを使うことで通常の刃よりも錆びにくく、手入れをしやすいようにミル部分を取り外せるので、通常のものよりも長持ちするとのことです。

家庭用の全自動コーヒーメーカーで着脱式のミルを採用しているのはツインバードだけ。さらに、ステンレス製ミル搭載の家庭用全自動コーヒーメーカーもツインバードだけだそうです。(※)

まさに、燕三条エリアが生んだオリジナルコーヒーメーカーなんです。

※国内2019年1月現在、ツインバード工業調べ。

コーヒーを5感で楽しむためのデザイン

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「美味しいコーヒーを楽しみたいけど、自宅ではちょっと難しい・・・。」

そんなユーザーのために開発された全自動コーヒーメーカーは、まさに究極のベーシックと職人の技が光るマシーンになりました。

例えば、日本のキッチンは狭いケースが多いので、マシーンの横には小さな電源ボタンしかありませんし、横に広がる機構も使っていません。

さらに言えば、自社のロゴすら正面についていないんですよ・・・!

そして何より「コーヒーを五感で楽しむための工夫」ということで、ドリッパーから下を露出させる設計にしたそうです。

通常のコーヒーメーカーだと、出来上がったコーヒーのみがカップ(サーバー)に入るようになっていることが多く、実際にツインバード工業も当初はその設計を考えていたんだとか。

ただ、あえてそこを露出することで、コーヒーの味わいだけではなく「音」や「香」りまで楽しめるようにこだわったそうです。

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操作基盤の位置を下に変更
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静電気を逃がすための金具(緊急停止機能も兼ねているそうです)

開発時、外に露出させたことによる弊害もいくつかあったようで、初めは「操作基盤」が上部についていたのですが、なんと湯気でショートすることもあったとか・・・。

また、ミルで挽いたコーヒーをドリッパーに落とす際に、静電気でコーヒーの粉がマシーン本体のいろんな個所についてしまったそうです。

それを解消するために、静電気を逃がす仕組みや、ドリッパーに静電気を逃がす樹脂を使用したりと色々な工夫が施されています。

「露出しなければすべて解決するのでは?!」

と正直思いましたが、こだわりぬいた結果今のマシーンが完成したんですよ。もともと「香りも楽しみたいからコーヒーメーカーを検討している」という私には、最高のマシーンなんですよねぇ。

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そして、最大の難関は田口氏の「蒸らし方」を再現すること。1~3杯の抽出でも、蒸らし方が全然違そうです・・・。

田口氏監修のもと試行錯誤を繰り返し完成したツインバードの全自動コーヒーマシーン。完成した際に、田口氏から「これだけ美味しいコーヒーが全自動でできちゃうと、喫茶店も大変だ(笑)」とコメントをいただいたそうです。

そのあと「コーヒーを好きになってもらうには、美味しいコーヒーを楽しめる環境がもっと必要。今のライフスタイルに合う形で、美味しいコーヒーを提供できるマシーンの存在は重要だ」と続けたそうです。

そんな風にお話している姿がとても印象に残っていると語るツインバード工業のご担当者でした。

コーヒーのあるライフスタイルを

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コーヒーは、私にとって気持ちのスイッチのオンオフをしてくれる重要な存在です。

美味しいコーヒーも、香りのよいコーヒーも好みは人それぞれ。自分の好きなコーヒーを見つけたい方には、ツインバードの全自動コーヒーメーカーがお勧めなんじゃないかなと思います。

お時間いただき、ありがとうございました!

製品の詳細レビューについては、ぜひ下記の記事を読んでみてください。

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