「TiMEZ」をお読みいただきありがとうございます。”nocco“です!
ここ2年くらいで、一気に海外旅行への魅力に取りつかれている私ですが、ほぼ第2言語が使えないといって過言ではありません。
最近やっと、簡単なフレーズで言いたいことが言えるようになったという感じでしょうか。ヒアリングについても、知っている単語が入っていれば何となくニュアンスで感じ取れますが、わからないことの方が多いですね・・・。
そんな私が考える「海外旅行と言葉の関係」について。
結論から言えば「経験として海外旅行は行っておいて損はない!」と思っています。もし、外国語話せないけど海外にとっても興味がある、という方はぜひ読んでほしいなと考えています!
目次
海外への興味は日常からやってくる。
そもそも、なぜ海外に興味を持ったのか。
たぶん生涯日本からでない人もたくさんいますし、それ自体に問題があるわけでもありません。事実、私もそこまで海外への興味はありませんでした。
ただ、海外への興味は、ふとした瞬間にやってくるのです。
例えば、私は「カメラ」が大好きなので「こんな場所で写真を撮ってみたい!」というのが一番の理由だったかもしれません。「本場韓国の料理が食べてみたい!」もありましたね・・・!
理由はいたってシンプルです。
趣味というのは非常に人間を前向きにしてくれるもので、視野も広げてくれる素晴らしいものです。もし、自分の趣味の延長線上に「海外」という選択肢が見えているのであれば、それは是非実行してほしいし、海外を体験するチャンスだとものすごく感じています。
言語の不安は、いつまでも付きまとうもの。
実際に、行きたい場所が明確になってくると色々な下準備をし始めます。そして、やる気は一気に頂点へ!
・
・
・
「よし!ちょっと怖いけど、海外にチャレンジしてみるか!」と、意気込んでいたあの日が懐かしい。
本気度が増せば増すほど「言語への不安」も膨らんでくるのです。「最悪、英語が話せるから!」と言える人がどれだけうらやましかったか、今でも覚えていますよ・・・。
「話せない不安」というのは、話せるという自信がつくまで一生付きまといます。
でもよく考えてみてください。実は、日本人のほとんどの方は「日本語の次に知っている単語数が多いのは英語」なんです。もちろん、和製英語も多く存在しますが意外に英単語って知ってるんですよね。
周りを見渡してみてください。身のまわりのものを英語で言えるのではないでしょうか?同じことを中国語でしようと思ったら、私は全くできません・・・。
旅立つ前に言語を勉強をするのもよいでしょう!
でも「勉強してから・・・」というのが自分への「旅立たない言い訳」にならないように気を付けてほしいなと思っています。
まずは、肌で海外を感じてみるのがどれだけ魅力的なことなのか、実感してほしいなと考えています!
会話ができなくても海外旅行は楽しめる。
海外旅行の楽しみ方にはステップがあると思っていて、まずは「旅の目的」が必要なのかなと。必ずしも、外国語が必須というわけではないと思っています。
目的によっては、現地の人と最低限の会話(ホテルのチェックインなど)だけで十分なケースもありますしね!
たぶん、その旅の中で「もっとこんなことがしたい!」という新しい目的が生まれ「それを達成するには、会話をする必要がある!」という順番で十分だと思いました。
「現地の人と話せたら今よりも楽になるのは間違いない。」
「でも必須じゃない。」
あとは、新しい土地で、新しい文化に触れ、新しい経験をすることへの想いが、あなたを突き動かしてくれることでしょう・・・!
ちょっと具体的にイメージしやすいように、私の体験をステップに分けてみたいと思います。
STEP1:目的を決めそれを達成する!
千と千尋の神隠しの舞台になったといわれている台湾の九份。ここで写真が撮りたい!ついでに、夜市で屋台料理を食べたい!海外旅行の理由なんて、そんなもんです。
実際に台北から九份に行ってみて結果、現地の人が観光慣れしすぎてて会話しなくても目的が達成できました。笑
タクシーに乗った際に、運転手が英語も日本語もわからない方に遭遇した時はさすがに困りましたが、地図を持っていたのでそれで何とかなりました。実際、会話はほとんどしていません・・・!
旅の目的によっては、本当に最低限の会話で満足度の高い海外旅行体験をすることができると思います!
STEP2:「伝えたい」という想いを逃さない!
レストランに入った際に、メニューが全く読めないということがありました。ましてや、屋台ともなるとメニューがないお店も多々あります・・・。
とりあえず、お店のお勧め食べたい!
はい、これが話したくなるきっかけです。
でも、これは「会話」ではなく「伝えたい」という欲求なので、別に英語や中国語がわからなくても、フレーズさえ用意しておけば何とでもなります。
「what do you recomend?」
店員さん「这个!」
「お、おぉ・・・。」
あとから調べたら「これ!」という意味らしいのですが、その場でなんて言ってるかわからなくてもジェスチャー付きだから理解できました!そして、うろ覚えの英語でも何とかなるということを実感しましたね。
この体験をきっかけに「伝えたい欲求」というのがものすごく高まったと思います。
STEP3:「伝えられる楽しさ」を楽しむ!
英語ができない!中国語ができない!韓国語ができない!
私は、できないものだらけです。ただ、知ってるフレーズや単語が通じたときの嬉しさと楽しさと言ったら・・・!
海外旅行において、自分の言いたいことが伝わればある程度ことはうまく進むはずです。ヒアリングができなくても、向こうの人もがんばってジェスチャーで対応してくれたり、紙に書いてくれたり。やっと通じたときに生まれるお互いのやり切った感・・・!
これが最高に楽しかったです。
もちろん、ヒアリングまで完璧にできれば苦労はしないと思いますが、「言葉の壁」を感じているからこその楽しみ方があったような気がしますね。
これは、話せるようになったら体験できないし、海外にチャレンジしなくても体験できない貴重な体験です。私はここらへんで「話せなくても海外に行きたい!」と思い始めるようになりました。
そして、私の海外旅行では「言いたいこと」は非常にシンプルだということに気づきました。
- お勧めを聞きたい
- ここで写真を撮っていいか聞きたい
- 水が買いたい
- 試着/試飲/試食がしたい
だいたいこんなもん。細かいニュアンスを伝えようとするとやっぱり勉強が必要なんですが、決まり切ったフレーズさえ覚えておけばOK。
「今回の旅では、これを聞く!」と目的を設定した旅は、充実感がすごい!お勧めのお店を聞きまくる旅なんてとっても楽しいですよねー!
STEP4:現地の人と話したくなる。
この辺りで「もっとちゃんと伝えたい」「相手がなんて言ってるか知りたい」「会話がしたい」と思い始めてきます。今の私が、まさにここだと思います。
きっかけは、台湾の居酒屋。
隣に座った台湾の方が話しかけてくれ、私は片言の英語、向こうは片言の日本語で意気投合。まさか、現地の人とこんなに楽しく飲めるなんて思ってもいませんでした!
たぶん会話をテキストにしたら大したことないんですが「I like Taiwan foods!」「really?謝謝!」くらいの会話ですよ。笑
もはや、共通言語がよくわからなくなっていますが、出会い方が良ければ言葉の壁って思っているほど高くないんだなぁと実感した出来事でした。
これを機に「会話がしたい」と本気で思うようになりましたね。
もし、英語や中国語・韓国語など第2言語がペラペラだとしたら、視野は一気に広がることでしょう。少なくとも、日本にたら絶対に体験できない文化やコミュニケーションに触れることができるんですからね。
STEP5:そして、新しい土地へ。
私は、外国語へのコンプレックスはまだまだあり、正直1回通じないと話すのが嫌になることも多々ありますが、新しい土地への興味は高まっていくばかりです。
旅の目的次第では、必ずしも会話ができる必要がないのは間違いありません。ただ、私の場合は「伝えることができたらもっと自分の旅が楽しくなる」という部分があったので、伝える術を探したり、そもそもの語学力を身につけたりする必要があるなと考えている今日この頃です。
はやく「最悪英語が通じれば」と言えるようになりたいなー。勉強あるのみです・・・。
不安なポイントはないのか?
ありまくります。
過去、ぼったくられたことはありますが、正直これといって大きな事件や事故にあったことはありません。でも、もしそのような事態に遭遇したら、自分の語学力で何を説明できるのか・・・。この不安だけは、いつも感じていますね。
結局、言葉が通じなくて困ることって「何かあったとき」なんですよね。良いハプニングは、楽しさしか生みません。ただ、悪いハプニングは可能であれば1度も体験したくない・・・。
今はうまく話せないので、指差し帳でもガイドブックでも何でもいいのでネット環境に依存しない「自分の言いたいことを伝えられるツール」は必須アイテムかなと思っています。
そして、いつかは自分の言葉だけで旅する時を夢見ています・・・!
結論
- 外国語で会話ができなくても、海外旅行は楽しめる!
- 伝えられる力(語学力だけじゃなく、ガイドブックや指差し帳なども含む)があれば、もっと楽しくなる!
- 会話がしたくなってから、ちゃんと語学を学べばいい!
- トラブルは、トラブルが起こらないよう、巻き込まれないよう個々人で注意すること。(事前に、可能な限り情報を集めておくこと)
無理やり行くことはないですし、トラブルが怖いから行かないという選択肢ももちろん正解だと思います。
ただ、もし海外に行きたいけどちょっと足踏みしているという方がいて、そんな方を少しでもプッシュしてあげられたらなと思いこんな記事を書いてみました。
「新しい発見」に出会った時のわくわく感は、いつ体験してもとっても良いものです。