2020年で22年となる「JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)」。
スタート時はブライダルジュエリーとシルバーアクセサリーをメインとしたブランドだったそうですが、現在では手作り指輪キットの「名もなき指輪」やオリジナルデザインのアクセサリーや革小物など幅広く展開している人気ブランドです!
今回は、2018年3月に移転した千駄ヶ谷のオフィス兼ショップにお邪魔して、名もなき指輪の作り方をはじめブランドの魅力や気になるグッズなどを紹介してもらったので、ご紹介したいと思います!
お邪魔するにあたり、JAM HOME MADEのプレスチームにお世話になりました!ありがとうございました。
目次
指輪と愛は24時間(JAM HOME MADE 千駄ヶ谷へ)
お店に伺った際の率直な感想は「約20年も続いているブランドなのに、アイディアが斬新で面白さがある!」ということ。
もはや失礼なコメントかもしれませんが、アパレルやアクセサリーブランドって長く続けるのが本当に大変だと思うんですよね。世の中の流行り廃りもあるでしょうし、だからと言ってブランドコンセプトを突き通さなきゃいけないときもあるでしょうし・・・。
私自身、アパレル業界にいた経験もあったので、20年経ってもアイディアが斬新で面白いって感じるプロダクトやお店作りに、本当に楽しさを感じましたよ!
千駄ヶ谷店は、千駄ヶ谷駅(総武線)・北参道(副都心線)から徒歩7分、外苑前駅(銀座線)からは徒歩14分くらいの場所にあります。
住宅街の中にあるショップの入口には、自動販売機と南京錠が。
自動販売機では「名もなき指輪」をはじめブライダルリングのキットを24時間購入することができます。
オンラインで24時間気軽に購入できる環境を、24時間販売可能な自動販売機に置き換え表現したものだそうです。
キットの中に入っている付属の南京錠は、店舗に記録として残せる仕掛けを。この仕掛けは原宿の店舗から続くもので、千駄ヶ谷移転時にそのまま持ってきたそうです!
「名もなき指輪」の魅力
ショップ内での無料ワークショップをはじめ、オンラインで購入し自分たちで手作りできる「名もなき指輪」。お互いの指輪を手作りすることで、特別な想いと体験が詰まった指輪を交換することができます。
自分たちで作れるということは、誰と作るか、どこで作るかを問いません。
思い出の場所に持っていき、大好きな人と一緒に作る。
一緒に住んでいる家で、これからの未来を想像しながら作る。
JAM HOME MADEのお客さんの中には、結婚式に参列してくれた方々にハンマーで叩いてもらい、そのまま結婚指輪にした方もいらっしゃるそうですよ!
大切な指輪としてだけではなく、指輪を作る過程や体験が大切な思い出になる「名もなき指輪」。
特別な人と体験してみませんか?
「名もなき指輪」を作る。
「名もなき指輪」を作るにあたり、スタッフにご協力いただいて作り方のコツなど教えてもらいましたので、ご紹介したいと思います。
ちなみに、無料のワークショップはショップに行けばいつでも体験できます。ただ、他のお客さんの接客中だったり、スタッフが空いていない時には待つこともあるかも。
名もなき指輪の種類
名もなき指輪は「手作り指輪キット」ですので、指輪(サイズ違いが8種類)と専用工具がパッケージされています。
種類は「真鍮」「シルバー」「ステンレス(自動販売機限定)」「プラチナ」の4種類。
指輪のサイズがわからない方でも、キットの中には数種類のサイズが用意されているので、指輪のサイズを探すところから楽しめます。
どこで作れるのか。
キットを購入してしまえば、作る場所は問いません。好きな時に好きな場所で作ることができます。
無料のワークショップに参加したい方は、JAM HOME MADEのショップに行けばOK。ただ、注意点がありますので記載しておきますね。
- ワークショップ自体は無料。
- オンラインや自動販売機でBOXキットを購入後、名もなき指輪をショップに持参してもOK。
- ショップで購入&ワークショップをする場合、「名もなき指輪」の指輪だけを購入することも可能。(シルバーの場合、1リング4,000円)
- 「名もなき指輪(真鍮)」を使ったワークショップは、作った指輪も無料でもらえる。
ワークショップ:工具は貸し出し、指輪の素材は真鍮(無料)かシルバー(1本¥4000)で、指輪のみ持ち帰り可能。
BOXキット:素材は4種類で指輪8本と付属品。必要に応じてショップでサポートしてくれます!
ワークショップで指輪を作る
今回は、名もなき指輪(真鍮)を使ったワークショップの様子をご紹介したいと思います。基本的には、どの素材でも工程はほぼ同じですのでご参考になれば幸いです!
まずは、指輪のサイズを選んでいきます。
実際につけてみて一番落ち着くサイズを選んでもらえればとのことですが、拳を作った時に指が圧迫されないくらいがちょうど良いそうです!
芯棒に指輪をはめ、お腹などで支えながらハンマーで叩いていきます。
指輪を指で押さえながら下に引っ張るようなイメージで叩いていくとよいとのこと。その際に、指輪(芯棒)をまわしながら、均一になるようにまんべんなく叩いていきましょう。
その後は、芯棒と指輪の隙間を見ながら叩いていきます。隙間の部分をたたくことで綺麗な円形に近づけることができますよ。
また、下に向けて叩いていくことで指輪が広がってサイズが少しずつ大きくなっていきます。広がってしまうと元に戻せなくなるので、相手の指に合うように確認しながら作っていってください。
こういったやり取りそのものが、名もなき指輪がもたらす特別な体験になると思いますよ!
5~10分くらい叩いていくと、これだけ形が変わっていきます。
実は「不揃いの指輪を、相手の指にあわせて形作っていく」という工程も名もなき指輪の魅力の1つ。
また、綺麗な円形にする必要はなく、少し歪んでいたり傷がついていたりするのもオリジナリティなんです。
作り方でデザインも変われば、指輪への想いも人ぞれぞれ。
まさに世界に1つだけの指輪を作ることができるんです。
真鍮であれば、ワークショップ&指輪の持ち帰りまでが無料。芯棒やハンマーなどの付属品は付いてきませんが、体験と指輪の作製が無料でできるのは嬉しいサービスです!
「名もなき指輪」が「世界に一つだけの指輪」に。
JAM HOME MADEでは、自分たちで作った「名もなき指輪」の型を取り、ゴールドやプラチナで再度指輪を作ってくれるというサービス(有料)を行っています。
世界で1つだけの指輪をいつまでもつけていられるように配慮されていますよね。
JAM HOME MADE 千駄ヶ谷に遊びに行こう!
「名もなき指輪」も魅力的ですが、ショップそのものが楽しい場所だったので指輪作りと合わせて店内もぜひ楽しんできてください!
お店には、オンラインショップを閲覧している方々が今どの商品をどれくらいの時間見ているかなどをアバターで表示して、オンラインとオフラインの買い物の垣根を超えたお店作りをしています!
クリスマスやバレンタインには、ペアリングを探してる方がたくさん映っていたりと「今」を表現しているんですよ。とっても面白い。
また、斬新なデザインのアクセサリーも特徴的でしたね!
上の写真は、長針と短針がわかれている「究極のペアウォッチ」。
時間を確認しようとしたときに、ほとんどの方がスマホを見ることが多いと思います。
それならば・・・!
ということで、ファッション性とペア性を最高に高めたのがこの時計です。
ペアで見ないと、何時何分かわからないんです。笑
これは斬新!
これは、今回展示されていた商品で一番お気に入りの「キーホルダーカード」。これ色違いとかで販売されていたら、ペアで持っててもよいなぁと思いましたね。
JAM HOME MADEの今後のプロダクトやサービスにも注目です!