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「ボールペンだけで描かれるイラストに感動」イラストレーター 竹原さん【TiMEZ インタビュー13】

アーティスト竹原さん

突然ですが、高校生活で進路に悩んでいた時の「鮮明なキオク」はありますか?

TiMEZをご覧の皆さまの多くは、すでに卒業をされ立派なオトナになっていらっしゃると思います。きっといいことも悪いことも経験して、毎日の忙しさに翻弄されていることでしょう。

そんな皆さまにぜひフレッシュな気持ちを思い出していただける今回のインタビューは、TiMEZで初となる現役学生のアーティストさんです。

ボールペンだけで描かれる絵は一見の価値あり!イラスト依頼も募集していらっしゃるそうですので、文末の竹原さんのInstagramをご覧ください。

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今回お話を伺った方

竹原さん

・ 広島県出身 20歳 好きな食べ物柿ピー
・デザインの専門学校に通い、イラストを学んでいる

ーなぜ絵を書くことに没頭しているのでしょうか?

高校3年の夏ごろまで進路が決まっていなくて、悩んでいました。

大学に行って普通に授業を受けてレポート提出するみたいな文字ばかりの学校生活はなんとなく自分に合ってないなというのがあって、大学という選択肢はありませんでした。

そうなると専門学校か短期大学かになり、自分の本当にやりたいことを自問自答しながらひたすら考え続けました。「やりたいことをやる」という思考が強かったので、今まで続けてきたことはなんだ?と考えました。

その時に小さい時から落書きや自分で考えた漫画を描いていたなと思いました。絵を描くことは好きですし、自然と続けてこれたので絵を描く学校に行こうと決心しました。

しかし、この決意は少し曖昧なもので、最初は漫画の学科を志望して入学しました。理由は今まで描いてきて好きでもありましたし、当時は「進撃の巨人」が爆発的にヒットしていて、この頃の自分は勢いで「これなら俺もいけるんじゃね?」というおかしな考えで漫画家を目指すことを決意したんです。

しかし、入学が近づくにつれて漫画家になるという気持ちは綺麗サッパリ無くなっていました。そんな状態で高校を卒業し、専門学校に入学するまでの間に引っ越しのバイトをしていたときに、そのバイト先でデザインの仕事もしている方と一緒になり、その後の進路を決める大きなきっかけがありました。

ある日、車で会話をしているとイラストの話題になり、ボールペンだけで描かれるイラストレーターのSHOHEIさんの絵を初めて見せてもらいました。その絵に何とも言えない感動を受け、「コレだ!」と感じイラストレーターを目指すことに決めました。

運良く自分の選んだ学校は3年制で2年に上がる際に学科専攻を変更できるという制度だったので、イラストの専攻を受けることができました。そこからは絵を描くばかりで、今現在も学校に通いながら描いています。

ー絵に没頭して良かったことや、その逆はありますか?

本格的にイラストを描き始めて良かったことは、自分の描いた絵に対して周りが褒めてくれたり興味を持ってくれることですね。自分にしかない感情や価値観、視点などを表現し生み出した唯一無二の作品を他者から好感を持たれたりするのは本当に嬉しいですし、やはり楽しくて仕方がないですね。

没頭して良くなかったことは、ボールペンなどの神経を使う作業の時にはとても手が疲れ、腱鞘炎になりかけたことです。

ー今後チャレンジしたいことを教えてください。

今後は大きな絵や、好きなアーティストの似顔絵などもどんどん描いていきたいと思います!とにかく自分の興味のあるものには色々と食らい付いていきたいです。そして、より多くの人に自分の作品を認めてもらい有名なアーティストになれたらなと思います。

ー竹原さん、本日はありがとうございました!アーティストさんにこのような事を言うのは失礼かと思うのですが、一番最後のイラストの帽子の部分が特に写真かと見間違う上手さで感動しました。私、TiMEZ編集長toccoは年齢だけは立派ですが、いまだ色々人生に悩む事がたくさんあります。人それぞれ色々な考え方がありますが、ひとつ私が言えるのは好きな道に進んだ方が楽しいことが多い!ということです。お互い頑張っていきましょう!

➤Instagram
https://instagram.com/take1182/

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