世界初の浄菌スプレー「AUSIRO(オウシロ)」。
原材料は生体への高い安全性が確認されており、すでに外科手術でも導入されている安心安全の浄菌スプレーだ。
従来のアルコール消毒スプレーは、一時的に消毒してくれるが継続性はなく、肌への負担を危惧する方も多いだろう。しかし、オウシロはアルコールを使用していないので小さなお子さんから動物にも使えるだけではなく、浄菌効果は人体にスプレーしても6時間も保ち、長い時間ウイルスや菌の増殖や感染を防ぐことができる。
例えば、マスクにスプレーすればインフルエンザ予防にも大きな力を発揮することだろう。
これだけを読むと、素直に「そんな良い商品なら欲しい!」と思うか「とはいえ、本当はいろんな条件があるんじゃないの・・・?」と疑問を持つかのどちらかではないだろうか。
そこで、実際に患者さんにオウシロを薦めている金子歯科クリニックにお邪魔し、使用用途や実際に購入いただいた方の声を伺ってきた。
歯科医としての目線
今回お話を聞いてきたのは、金子歯科クリニックの医師である金子氏と松川氏だ。
このクリニックでは、現在「AUSIRO(オウシロ)」を院内で使用するだけではなく、来院する患者さんにもオウシロの販売を行っている。
歯科と浄菌スプレーは直接関わりを持たないようなイメージだが、入れ歯やマウスピースのお手入れをはじめ、口腔保清の一環としてのオウシロの利用を薦めている。
オウシロの話を聞いてから、すぐにクリニックで販売を始めたわけではない。まずは、松川氏が個人的に「使い方」や「安全性」の部分をよく理解するために試したそうだ。
その後、クリニック内にある子ども用のおもちゃやトイレ、手すりなど人が良く触れる場所で使用し、その上で来院された患者さんも購入できるように整えていった。
「医療者側として、患者さんに薦めるということは安心で安全なものであることは絶対条件。ましてや、歯科として口に入れてほしくないものは絶対に薦めない」と力強くおっしゃっていたのも、自らが体験したからこその言葉だろう。
安心・安全とはよく言ったものだが、正しい情報と特性をしっかりと見極めてほしいと強く話すお二方だった。
例えば、アルコール消毒というのは一過性なものでその瞬間は消毒効果があるが、持続性はない。いま流行りの次亜塩素酸水も、「用法・用量」を守ることで安心安全といえるが、あまり飲まないようにという注意と、口に含んだ後は水でうがいをすることが推奨されている。
実は、オウシロには「用法・用量」というのは特に設定されていないのだ。それくらい「安心・安全」ということであると理解したうえで、金子歯科クリニックでは取り扱いを行っている。
松川氏のコメント:
オウシロの良いところでもあり難しいところでもありますが、それは「人」や「モノ」を選ばず全てに万能だということ。これをいきなり理解しろという方が難しいと思います。万能すぎると、逆に疑ってしまうこともありますよね。
消毒スプレーも消臭スプレーも人体に使うものであれば、一般的には「注意事項」や「用法・用量」が決まっている中で使用するものがほとんどだと思います。しかし、オウシロのように「何でも使える!」ということをしっかりと発信することができるのは、確かな技術がないと無理なことです。
また、いち歯科医という立場から見ると、実は感染症の大半は口から入ってくることから歯科界でも「口腔ケア」や「口腔保清」について注目しています。
合併症の低減につながると考えていて、手術をする際(術前術後)には病院と連携して口内環境のケアに当たっているんです。
だからこそオウシロを歯科でも取り扱っています!
口腔ケアは、病院で行います。
口腔保清は、ご自身で行うことが多くなります。
その際に、オウシロを使っていただくと口の中をきれいに保てると考えています。
※口腔ケア:口腔メンテナンス全般を指します
※口腔保清→メンテナンスした理想的なキレイな状態を保ち続けること
実際に購入いただいた患者さんの声
今回のインタビューにあたり、実際にオウシロを購入いただいている患者さんに使用用途や感想を集めていただいた。
歯科に通っている患者さんということで、やはり口内にまつわることが多いかと思いきや、幅広く活用しているようで驚いた。それくらい、理解が浸透しているということなのだろう。
- 入れ歯、マウスピースの臭いが消えた
- アルコールアレルギーなので非常に重宝している
- レンタルブーツなどで水虫を移されたことがきっかけで、これを使っている。
- ジムやプールで使ってる(お風呂のマット、ヨガマットなど)
- 会社の共有パソコン
- お金を触る職業の方(タクシー運転手、レジ、イベント司会者などマイクを触る職業)
- 海外赴任の方が来院した際に、海外の衛生面を気にして購入していく
この他にも「入院する方」「病院にお見舞いに行く方」の声もあり、感染予防という意味では重要な役割を果たすだろうとのことだ。
正しい情報を見極めるお手伝いを
世の中には「それっぽい情報」というのは山ほどあり、個々人の見解によって正しい情報も正しいとされず、正しくない情報すら正しいと解釈されることもあるだろう。
現在では、WEBで検索すればいろいろな情報を調べることができるようになったが、逆に「その情報を見極める力」が非常に重要になったことを、我々も改めて考えなければならない。
今回のインタビューで一番印象に残ったコメントは「医療者側の責任として 患者さんへ薦める絶対条件とは、安心・安全なものであること。ましてや、口に入れてほしくないものは絶対に薦めない」という言葉だ。
金子歯科クリニックは、言うまでもないが口内におけるスペシャリスト。歯科医である彼らが、自らの体験を踏まえ「安心・安全」を発信している「AUSIRO(オウシロ)」に期待せざるを得ない。
取材・撮影協力:金子歯科クリニック