以前、スポーツにのめり込みすぎて、不覚にも鼻を折ってしまいました。
このような経験は、経験しないとわからないことだと思い書き残しておこうかと思います!痛々しい写真などは一切使っていませんのでご安心ください。
目次
大事なのは状況把握!
今回、スポーツをしている際にプレイヤー同士で接触。相手の肘が鼻に直撃し骨折に至ったという感じです。
鼻の骨折ですので、鼻血が大量に出ます。予想以上に出るのでとても驚きましたが、とりあえず水や氷で冷やしながら病院へ向かいました。
「鼻血が出たら上を向け!」と言う方もいると思いますが、大量に血が出ているときは上向くと全部喉へ流れてくるので要注意です。
ここで、冷静であれば少し症状を観察してみてください。
「鼻血の量は?」
「鼻の形はどう?」
明らかに鼻が「明後日の方向」を向いていたら、大至急病院へいき医者に現状を見てもらいましょう。
また、ダメージが鼻だけにとどまらないこともありますので、顔を強打した際には「目」や「頬」など他に痛みや症状がないか確認できると良いと思います。
「よし、大丈夫!」ということもあるかと思いますが、痛みが取れなかったら病院で診断を。
子どもも大人も関係なく、スポーツにけがは付き物ですのでお気を付けくださいね!
以下、病院でもあった資料をもとにまとめてみましたのでご参考までに。
鼻骨の骨折・その恐れがある場合の症状
- 鼻づまり、通りが悪い感じがする
- 鼻の幅が広がる、鼻が低くなる、鼻筋が曲がる
病院での治療について
怪我した直後は、変形がよくわかります。余裕があれば観察してください。時間がたつと腫れて変形が分かりにくくなります。
また、病院によって治療方法が異なることもありますのでご注意ください!
1. 骨が折れていても、位置がずれていない、少ない場合
骨を動かさないように注意し、骨が治るのを待つ。2週間までは、簡単に変形するので要注意。骨折は6週間程度で治るようです。
2. 骨の位置がずれている場合
初めの2~3日は腫れて症状が分かりにくいそうです。腫れが落ち着くと骨折による変形がはっきりしてきます。骨折による変形を直すには手術が必要です。
3. 手術の時期と方法
体には治癒力があるので、変形した状態で骨が固まります。このため、2週間を超えると元の形にするのが難しくなります。通常は、怪我から3~4日目から10日までを目安にするようです。
4. 手術方法について
- 整復固定術:皮膚や粘膜を切らずに、鼻骨などを修正、固定する方法
- 観血的手術:皮膚や粘膜を切開し、鼻骨を直接ワイヤーやプレートで固定する方法
今回は、「整復固定術」で治療しました。鼻をペンチで・・・グリっと修正・・・。
もちろん麻酔がかかっていますので治療中の痛みはほとんどありませんが、麻酔が切れた際に痛みが襲ってくるケースがあります。
※私は、痛み止めを処方されました。
事後観察について
鼻の骨折は、「顔面の腫れ」「痣(あざ)」が出るケースが多いようです。私の場合は、鼻を強打し目の周りまで痣が広がりました。
予想以上に痣が広がるので、鼻の骨折した部分以外は2,3日冷やしたほうがよいみたいです。
みなさん気をつけましょう!