「インプットしたことをアウトプットすることで、さらに理解を深めていく」
これはたくさんの方が実行していること。
インプットしたことを自分の言葉に置き換えアウトプットすることで、自分なりの理解や気づきが生まれ新しいインプットになります。そして、その繰り返しが成長につながると考えています。
私は、このインプットとアウトプットの間にある「自分の時間」もものすごく重要だと思っていて、そこでの体験や経験が次のアウトプットへのオリジナリティを育むのではないかと。
2018年の振り返りとして、こんな記事を書いてみようと思います。
「会話の大切さ」を実感した2018年
一歩街に出れば、そこには色々な情報が渦巻いています。私にはあまりにも情報が多すぎて、ほぼ遮断してしまっているというのも事実です・・・。
言い方が乱暴になってしまいますが「インプットしてもらおう」という情報も多く、良くも悪くも情報過多になっている状態でした。しかし、これが日々の生活の中で当たり前のことであり、今の現状です。
だからこそ「会話」がとっても新鮮で楽しかったです。
2018年を振り返り、直接お話をして非常に印象に残っているのは、古性のち(@nocci_84)さん、Yoshi(@yoshi_bpwire)さん。
お仕事の兼ね合いでお会いすることになり、その後それぞれご飯をご一緒する機会があったのですが、旅の考え方、価値観、自分なりの解釈、そしてそれを発信し続けている姿とその人柄が大好きですね。
お二人の共通点は「旅」。
のちさんは「旅の可愛い」を発信するスペシャリストで、旅の楽しさを「可愛い」という視点を交えて発信しています。アイテム1つずつが可愛いだけでなく、ご本人が纏っている雰囲気がそのまま形になっているようで、それだけでオリジナリティ。また、旅の思い出や体験をお聞きすると本当に楽しそうに話してくれ、その笑顔がとっても魅力的でした。
Yoshiさんは、たくさんの人に旅を楽しんでもらえるように、自分の旅の経験をより分かりやすく、旅慣れていない人でも読みやすいように発信しているトラベルフォトブロガー。コンテンツ作りへの真面目な姿勢がとっても印象的で、お会いする度に勉強させてもらっています。それでいて、話が弾んでくるととっても無邪気でまっすぐな青年というギャップが魅力的ですね。
同じ「旅」というテーマであっても、その魅力は様々。そんなお二人とお話ができて、私の旅への想いや、コンテンツを作るということへの気持ちにも変化があり、とても良い時間をいただいた気がします。
会話は、インプットでありアウトプットでもあり、その大切さをものすごく実感した1年間だったと思います。
この1年「ふとしたきっかけから点が線になっていく」という経験をしました。きっかけは他愛もない会話だとしても、あれだけ考えても行き詰っていた場面を一瞬で切り開くんですよ。
あの感覚は、忘れられません。
パズルのピースを集める
会話の大切さを実感できたのは、それ以前のインプットがあり、自分の経験や体験があったからこそだと思っています。
インプットした情報というのは、パズルのピースみたいなものです。
例えば、私が「A」と「C」というピースを持っていたとしましょう。お話した方が「B」と「D」というピースを持っていました。
私は、その会話から「A」と「C」をつなげるための「B」というピースを得ることで「A・B・C」という新しい価値を発見しました。さらに「D」のパーツまで持っていたもんだから、話は膨らみ「A・B・C・D」という今までよりも大きな絵をイメージできるようになりました。
これが、インプットがきっかけで成長していくわかりやすいイメージです。
しかし、ほしいタイミングで「ピースゲットだぜ!!」なんて都合よくいくことはありません。しかも、そのピースは順番通りにゲットできるわけでもなく、もしかしたら今は必要のないピースも山ほどあることでしょう。
だからこそ、人は優先順位をつけ必要だと考えられるものからインプットしていくんだと思います。
ここがポイントなのですが、私は優先順位をつけて「必要に駆られて集めたインプット」とは別に「幅広い視野を育むためのインプット」は別軸で行っていきたいので、直接仕事に関係なくても興味があればいろいろな情報をインプットするようにしています。
きっと私には、のちさんのように「旅の可愛い」を発信することはできないでしょう。Yoshiさんのように自分の経験をちゃんとかみ砕いて読者にわかりやすいように伝えることはできないかもしれません。
ただ、そのお二人と話せたからこそ、私なりの新しい理解や解釈が生まれ、今が形成されているんだと感じました。私の仕事は、旅行のプランナーでも旅行代理店でもありません。でも、お二人のお話は間違いなく私の成長につながっていると思います。
今の目標やゴールをぶらす必要はないと思いますが、私はまだ見えていない新しい価値に出会い続けたいと思っています。
自分の時間を楽しむ
私は、インプットした情報を正しく整理するために、多くのインプットがあった時こそ一度頭をリラックスさせる時間を作るようにしています。
カメラをもって散歩してみたり、時間があれば少し遠くに旅に出てみたり。
別に、遠くに行かなくてもいいんです。1時間でも、2時間でも自分が一番リラックスできるような環境に身を置くだけでいいんです。
ただ、その時にダラダラするのとリラックスするのはちょっと違うので気を付けてほしいですね!そういう意味でも、一人で旅をするというのは良い緊張感と自分だけの時間を同時に作れるのでお勧めだと考えています。
とりあえず、お気に入りのカフェを見つけ本をもって2時間くらいくつろいでみましょう。
気が付いたら、頭の中からあふれ出てしまいそうな情報が、スーッと体になじんでくるんですよねぇ。
固いことを考えずに、リラックスすることが一番の情報の整理になると思います。
「自分の時間を楽しむ」というのは、全てを忘れてすっきりするという意味ではありません。
「自分の時間」の主人公は、自分でしかありません。自分の時間だからこそ、自分をちゃんと見ることができる時間であり、自分の気持ちの変化や感情、その場の感じ方、もっと言ってしまえば自分の感性を再認識することができると思います。
「あれ、ここのコーヒーってこんなに香りが良かったっけ?」
いつも仕事の時に飲んでるコーヒーと同じだったとしても、感じ方が違うはずですよ。もしかしたら「こんなにまずかったっけ・・・?」って感じるかも。笑
カメラをもっていつもの街を歩いてみたら「こんな風景あるんだ・・・!」とか。
それくらい、いつもは余裕がないんですよ。でも、小さな気づきが別の視点を生み、ふとしたことから新しい視点が生まれてくるものです。
きっと、あなたの頭の中にも想像を絶するほどの情報量がインプットされていることでしょう。それを客観的にみて上手に引き出すことができれば、次の会話が楽しくなるはずです!
何でもいいんです。行き詰ったら、自分の時間を作って楽しんでみてください!
オリジナリティのあるアウトプット
インプットした後、自分なりの整理ができるとアウトプットにオリジナリティが生まれます。
自分の好きなことや日々の活動の中での体験や経験を添えることで、もともとのインプットをそのままアウトプットするよりも、よりリアリティが増し、話している自分にも自信が持てるし、説得力も増すような気がしています。
- インプットする(人からでも本からでも何でもよい)
- 一度、今の状況を整理するためにリフレッシュする
- 過去の自分の体験や経験、その他のインプットとつながる。
- 新しい価値が生まれオリジナルのアウトプットとなる
基本はこれの繰り返しです。
同じ課題でも色々な視点で考えている人がいて、同じテーマでも色々な角度から情報を発信している人がいます。私は、コミュニケーション能力が決して高いとは言えませんが、人と接することで自分が成長するということを身をもって体験できた2018年でした。
そして、インプットとアウトプットを繰り返すことの重要さを実感しつつ、その間にある「自分の時間」の重要性にも気づけた年になりました。
私の1つのアウトプットの形は「TiMEZ(タイムズ)」というこの個人サイトです。働きながら没頭できる時間を探す様子を記した備忘録は、私にとってあとで振り返ることのできる大切なサイトとなりました。
2019年も、今まで以上に成長していこうと思います。
▼Special Thanks!!
本記事ではお名前を出していませんが、本当にいつもお世話になっている方から面倒を見てくれる先輩方、熱量の高い若者たちとたくさん会話ができた2018年を噛みしめ、次のステップに進んでいこうと思います!