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みつはし陶舗|器との出会いをコーディネート。料理を彩る食器専門店で「食」の楽しみ方を考える(PR)

1921年創業の食器専門店「みつはし陶舗」。京都の仕出し屋さんへの器のレンタルから始まり、現在は料亭や料理屋さんへの食器の販売を行っている食器専門店です。

様々な食器を取り扱うセレクトショップと言えばとても分かりやすいのですが、本質はそこではありません。

どんな料理をどのようなイメージで表現したいかを教えてくれれば、最適な食器を作れる窯元や作家をイメージできる。約100年間、京都で料理人(料亭やお料理屋も含む)と窯元・作家をつないできた私たちの強みです。」と話す三橋さん。

スマートフォンやSNSが普及したことにより、多くの方が料理写真を撮影しSNS等に投稿することが当たり前に。料理もさることながら、それを引き立てる器の重要性に気付いている方も少なくないはずです。

現在は、料亭や料理屋さんに限らず、一般の方にも器を楽しんでもらえるよう様々な器を展開しています。ご興味のある方はぜひお店に足を運んでみてくださいね。

取材協力:みつはし陶舗

掲載メディアのサービス終了に伴い、私自身が執筆した取材記事を取材先の許可をいただいた上で本ブログに移動させていただきました。
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器の魅力を発信する京都のお店へ

烏丸御池駅(地下鉄)や烏丸駅(阪急)から歩いて6分ほどのところにある店舗へお邪魔してきました。錦市場商店街からも近いので、観光客でにぎわう季節には海外の方もいらっしゃっていたそうです。

お皿などの食器類をはじめ、茶器、酒器、鍋類なども扱っており、独特なデザインからシンプルなデザイン、器の素人である筆者が見ても美しさすら感じる食器もありテンションが高まります。

1階では、主にその場で購入ができる普段使いの食器をそろえており「器にこだわってみたいけど、どんなものがあるんだろう?」という方にお勧め。

作家や窯元が作った一点物というわけにはいきませんが、みつはし陶舗セレクトの手に取りやすい価格帯(数百円~)の器も多数並んでいました。

今後は、もっと気軽に食器を楽しんでもらえるようなイベントも検討しているそうです。

2階には、主に作家や窯元のサンプルを置いているそうです。在庫次第でそのまま購入することも可能とのことですが、料亭やお料理屋さんがイメージするお皿を探したり、作家や窯元の特徴などを来店されたお客様にお話しする際に利用するんだとか。

私が器のデザインについて語ってはいけないと思いますが、1階の商品との違いを簡単な言葉で表すのであれば「デザインがより複雑」とでも言いましょうか。

シンプルに見える器にも、独特の色合いや配色、手触り、形、作家の絵心など「きれい!」「おしゃれ!」では表現できない深みを感じたような感覚がありました。

もちろん、そう感じたのは三橋さんのお話を聞けたから。

三橋さんが作家・窯元への理解、食器への理解があるからこそ素人の筆者にも響いたということなんだと思います。一般の方もウェルカムとのことですので、お話を聞きながらお気に入りの器を探すのも楽しいと思います。

「料理」は「うつわ」にのせて完成する

みつはし陶舗オーナー 三橋さん

創業時は仕出し屋さんが多く存在していた京都の町で、食器類のレンタルからスタートしたみつはし陶舗。時代は流れ、料亭やお料理屋さんが増えていくと共に食器を店舗側で管理することが多かったんだとか。それに合わせ、みつはし陶舗も現在の食器専門店に変わっていったそうです。

当時から、お客様のほとんどが京都エリア。

つまり、京都という町を約100年間「食器」という視点から見つめ続けてきたセレクトショップになります。また、半世紀以上のお付き合いがある作家や窯元もいらっしゃり、時代とともに変化していく食器のデザインや傾向を見てきたそうです。

また、この100年という年月の中で様々場所で世代交代が行われてきました。

昔ながらの器の魅力を、今の時代に合わせて、今の世代が発信し続けており、それは色合いやデザインにも反映されているとのこと。

そこに “おもしろさ” を感じるのは、筆者だけではないはずです。

「うつわはお料理の脇役」と公式ページにも書かれていますが、それはいつの時代も変わらぬ事実。しかし、料理と器は切っても切れない関係で、特に京料理(和食)における器の存在は必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。

しかし、作家の想いと料亭・お料理屋さんのイメージが必ずしもマッチするわけではありません。

そこで、みつはし陶舗の登場というわけです。

「料理は、器にのせて完成する」

京都をはじめ全国の作家や窯元の作品を取り揃え、最適な器をコーディネート提案してくれます。

これからの時代は「遊び心」も重要

和洋問わず、コース料理にはテーマやストーリーが存在します。そこに、ピッタリな器を用意することで輪郭がしっかりとし、食べている方々にもその意図が伝わりやすくなるのではないか、と考えている筆者。

三橋さん曰く「その部分をコーディネートすることこそ、私たちの仕事です。器によって料理の表情がいかようにも変わりますので、正しい答えがあるというわけではなく “どのように表現したいか” が重要になるのではないかと」とのこと。

「作家・窯元」と「料亭・料理屋さん」の間にいる存在だからこそ視野が広く提案ができるということですね。そして、今の時代に合わせた新しい提案もできるかもしれません。

三橋さんと「古き良きものを、そのまま発信していくわけではない。」というお話をしている中で感じたのは、まさに「三橋さんの遊び心」なのではないかと。

「遊び心」という言葉を直接本人が口にしたわけではありませんが、料理と器にみつはし陶舗らしい「遊び心」が表現できるのであれば、そこに今の時代だからこその新しい価値が生まれるかもしれませんね。

器、奥が深いです。

一般のお客様にも楽しんでもらえる逸品を

今回、三橋さんが窯元と相談して販売することになった「おくどさんセット」。

手軽に、卓上でかまど炊きのご飯を楽しむことができる作品で、竃(おくどさん)からお釜を取り外すこともできます。

特筆すべきは、なんといっても市販の固形燃料1つでお米を炊けること。固形燃料がなくなり、最後に蒸らせば完成するんだとか。

目の前でご飯が炊けていく様子を見ながら、前菜と食前酒を。なんとも、優雅なひと時を味わえそうな気がしませんか?

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