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「浅草追分」から「和ノ家追分」へ!浅草の老舗民謡酒場で津軽三味線を楽しんできました。

浅草・千束通りにある老舗民謡酒場「和ノ家 追分(かずのや おいわけ)」へ。

前身となる「浅草追分」は1957年より約61年間、民謡界の登竜門として現存する最も歴史ある民謡酒場でした。津軽三味線の吉田兄弟の兄・良一郎氏をはじめ、数多くのプロを排出したそうです。

そして、惜しまれつつも2018年末に閉店へ。

しかし「民謡酒場の灯は消せない」と先代女将の遺志を受け継ぎ、令和リニューアルオープン。

それが「和ノ家 追分」になります。

お店では若手演奏家による演奏や民謡・舞踊を楽しみながら食事をすることができますよ!

「気になっていたけど、ちょっと雰囲気がわからないから行けてない・・・」という方は、ぜひ読んでいただければと思います。

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千束通り・和ノ家 追分

和ノ家 追分は、浅草雷門から歩いて17分程度。(タクシーで6分/バスで10分程度)

ちょっと遠く感じますが、浅草エリアを散策しながらお店に向かえば苦ではない距離感でした。

千束通りに入ってしまえば、あとは1本道。

→Googleマップで場所を確認する

奥のマイクが立っている場所が舞台となります。

店内は、テーブル席・カウンター席・座敷に分かれていまして、コロナ対策の一環だと思いますが座敷の一部を片付けており距離が保たれていました。

この距離感でも津軽三味線や唄の迫力がものすごく伝わってきたので、通常時に戻りもっと近づけるようになったら、今以上に迫力が出るんだろうなぁ。

お客さんの層は、浅草エリアに観光客がいなかったこともあり常連さんが多い印象。ただ、一見さんお断りのような空気は一切なく、初めてでも安心できる雰囲気でした!

演芸で唄を披露していたスタッフ

また、演奏家・唄い手の方々は飲食店のスタッフとしても働いており、演芸時とのギャップに驚くばかりです。

お店の混雑状況次第ではありますが、演芸前後で津軽三味線や民謡について詳しくお話を聞くことができるかもしれません。

追分では「木戸銭(お通し付き)2,000円+飲食費」という料金システムになります。木戸銭=入場料・見物料

演芸を楽しもう!

演芸(1回目19:00〜、2回目 21:00〜)をしっかり楽しみたい方は、18:00〜18:30頃には入店し、園芸が始まる前に少し飲み食べできると良いと思います!

始まってしまうと、見入ってしまい食事の手が止まりましたね。

筆者としては、お酒とちょっとしたおつまみをテーブルに並べ、演芸をみながらちびちびやるのがおすすめかなと思いました!

演芸の感想としては、想像以上に迫力がすごいということ。

特に津軽三味線のスピード感には圧倒されましたね。

1つの三味線から弦(糸)を撥(ばち)で弾く音だけでなく、指で弾く音、胴を叩く音(?)なども聞こえてきて、とても心地よいリズムと音色でした。

そして、音とともに演奏家の指先の技術にもぜひ注目してほしいですね!

津軽三味線 本田浩平さん(公式ページ

また、この日は特別ゲストということで、2018年に浅草で行われた「第21回 津軽三味線コンクール全国大会」の一般の部で優勝された本田浩平さんも登場。

2007年より追分に在籍し、約13年間レギュラー演奏者として舞台経験を積んだのち、2020年より鹿児島県に拠点を移し全国に津軽三味線の演奏を発信しているとのことです!

追分の料理たち

価格帯は、ホッピー通りやその他の居酒屋に比べたら高くなってしまいますが「観光地だから高い!」みたいなこともなく安心しました。

正直なところ、音楽にはもちろん期待していましたが、料理はそこまで期待していなかったんですよねぇ。

しかし、どの料理も丁寧で美味しかったので満足度も高いです!

「刺身の盛り合わせ」と「黒むつの姿煮」
日本酒と料理と音楽。最高のひとときでした!

「どじょう唐揚げ」は、名物おつまみらしくクチコミでも美味しいと書かれていたので注文。

とても香ばしく、お酒のおつまみにぴったりでした。

そして、しめの揚げ出し豆腐。

あぁ、心が落ち着く。

まとめ

帰りは、夜の浅草寺を抜けて浅草駅方面へ。

追分での体験を思い出しながら記事を書いてみましたが、やはり「津軽三味線の魅力を体感できた!」というのが一番印象深いです。

迫力、リズミカルな音楽、そして技術。

音楽はもちろん、楽器そのものにも興味を持たせてくれた貴重な機会となりました!

民謡酒場に興味がある方は、ぜひ体験してみてくださいね。

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