ジャテツ観光でホップの歴史を知るとビールがもっとうまくなる。

チェコの地方都市をめぐる旅。最初に訪れた街がジャテツ(Žatec)です。ビールとホップの聖地と呼ばれるジャテツに来たら、ぜひホップの歴史についても触れてほしいと思っています。

ホップ博物館では、ジャテツでのホップの歴史や耕具がそのまま展示されており見ごたえ十分。この種の博物館としては世界最大規模だそうです!

前回ご紹介した「ホモ・ルプル博物館」はユニークな博物館で、こちらのホップ博物館はまじめにホップの歴史を学べる博物館。どちらもまわってみると、楽しいと思います!

Special Thanks!! → チェコ政府観光局

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見ごたえ十分の博物館!でもその前に。

ホップミュージアムは思っていた以上に広く、しっかり見て写真を撮ったりすると1時~1.5時間くらいは余裕でかかります。

私は、博物館の建物そのものにも興味があったので、ガイドツアーに参加した後にもう1周りくらいできそうでしたね。笑

さて、より博物館を楽しむために「Google翻訳アプリ」を準備しておくことをお勧めします!

このアプリは、ネット環境があればかなり使えるアプリで、音声翻訳や画像翻訳が可能です。

チェコの博物館については、チェコ語また英語で表記されているので全力で読もうとするとかなりパワーを使ってしまいます・・・。

そこで画像翻訳というわけです!

「カメラ入力」を選択し写真を撮り、翻訳したいところを指でなぞるだけで日本語に翻訳してくれるんです!

ネット環境がない場合には、通常のカメラアプリで写真だけ撮っておきましょう。後で、Google画像翻訳で翻訳することができますよ。

ホップ博物館の中へ!

博物館の中の様子を少しだけご紹介できればと思います!

この博物館は、もともとホップの加工場の建物だったそうで、当時の加工行程の様子を見ることができます。補修されている部分はもちろんありますが、歴史を感じる建物なのでこれだけでも見どころありな気がしますね。

「昔、こんな道具で、こんな風に作業していたのか」というのがよくわかりました。

そもそも、ビールが好きな人でも、ホップそのものの栽培の部分まで興味を持つ人はそうはいないでしょう。ましてや、興味があったとしても体験する場所が近くになければそういった機会もないわけですし。

これは本当に良い機会。

こちらの写真は、ホップとのホップの根っこの写真です。

上に伸びることは知っていましたが、まさかこの長さまで伸びていくなんて。そして、根っこもしかりです。根がこんなにも長く、そして力強く広がるとは。

この長い木は、伸びていくホップを支える添木です。ホップは、数メートルも伸びるということで添木が必要なんだとか。

ホップの成長から収穫を経て加工するまでの流れを順に見ることができ、その途中でホップそのものの説明や、耕具の展示がされています。

また、初めに書いた通りもともと加工場だったこの建物は、梱包作業場、ホップ乾燥室と貯蔵倉庫など一連の作業区画を見学することもできるのが魅力ですね。

ちなみに、世界的に有名なチェルベニャークという品種から製造した地ビールも試飲することができるそうです!

博物館の最後には、ジャテツのホップとゆかりのあるビールがずらり。YEBISやSAPPOROなど日本の有名ブランドも並んでいましたね。

それほど、ジャテツのホップの品質が世界的に認められているということ・・・!ビールとホップの聖地ジャテツに来たら、ぜひホップ博物館へも足を運んでみてください!

ビールと自然を堪能するチェコの旅

▼2018年のチェコ旅の様子を1日ずつまとめています!

2018年のチェコ旅は、チェコ最大の都市プラハだけではなく「地方都市」をテーマにビールと大自然をレポート。

飛行機の移動も含めて6日間の旅では、プラハを含む6つの街を巡り、プラハ以外のチェコの魅力も発信していこうと思います!

▼Special Thanks!!
今回の旅は、旅費宿泊費の一部をチェコ政府観光局にサポートいただいております。

写真の無断使用は、お断りします。お仕事やその他ご相談はお問い合わせください。 Unauthorized use of photos is prohibited.
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