がらくたイノベーター。古くて新しい「スタジオCafe らんすみれ」オーナーの語り尽くせない物語。【Timez インタビューVol.1】

Timez Interview

クリエイターやアーティスト、CEOなど、何かに没頭している人、夢中になっている人をインタビューしていく企画【Timezインタビュー】。彼ら、彼女らは、なぜそれに没頭し、何を得たのか。成功や失敗を語ってもらった。

 

フォトスタジオという場所はご存知の方も多いと思います。それでは、「スタジオCafe」という場所があるのはご存知でしょうか?

以前は本当にCafeとして運営されていた場所が、現在はファッションフォトグラファーやヘア・メイクアーティストが集う「スタジオCafe」へと生まれ変わった場所があります。今回インタビューに答えてくださったのは、そんなスタジオCafe「らんすみれ」のオーナーである山中さんです。

今回、お話を伺った方

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スタジオCafe「らんすみれ」オーナー Koichi Yamanakaさん
1960年生まれ。20代〜アパレル(パタンナー)、30代、40代〜Cafe オーナー。

■現在の活動
・レンタルスペースCafe「らんすみれ」代表
・古道具を得意とする撮影小道具係
・がらくたイノベーター
・「Junk品、もらう、拾う、散歩の会」会長
・クリエイター 発掘 & ご紹介
・クリエイター専門メンター
・カフェ アドバイザー
・バイク模型ビルダー
・高齢者送迎ドライバー
・休みの多い喫茶店オーナー

▼Yamanakaさんのアバター

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ミニカー、プラモデル、モデルガン、自転車、バイク、クルマ、古着、スニーカー、古道具、などなどなどの….収集 & カスタマイズが趣味。子供の頃から50代の現在まで『好き!』が全く変わらない”驚異?”(異常??)の『オヤジの革を被った***』。

 

20年間のCafe経営を経て、好きだった世界へカムバック

ーなぜ、スタジオCafe らんすみれをはじめたのでしょうか?

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らんすみれは、今年で25年です!最初の20年、「カフェレストラン時代」の話は、またの機会に(笑)ここでは、2010年スタート5年目となる「スタジオCafe らんすみれ」について、お話させていただきますね。

当時、たまたまSNSで知り合ったモデル&フォトグラファー風の学生の女の子に「そちらのお店で、モデルの友達の写真を撮らせてもらえませんか?」と言われたのが、「スタジオCafe らんすみれ」をはじめたきっかけです。そして、SNSにアップされたその写真を見た人が「私も撮らせてもらえませんか?」と、ひとり、またひとりと増えていきました。

僕は20代中頃、中途半端なやめ方でアパレル(パタンナー、MD)やめてるんです。だから、リベンジをしたかったという思いで、実ははじめは、そんな”入れこんだ気持ち”は、全然無かったんです(爆)飲食の仕事は嫌いではなかったんですが..。正直マンネリで飽きてもいたかな(笑)

そして、アパレル時代に、都内のスタジオ代が高くてホント苦労した事が蘇ってきたんです。だから、ロケ地にでも使ってもらおうかな、と漠然と考えたりもしました。

店内は、白い珪藻土の壁、外壁フランスの田舎風の雰囲気、一年を通して美しく入って来る自然光、大好きで得意分野の古道具コレクションとカスタマイズ&ユニークなディスプレイがあり、まず、コモディティにはならないオリジナリティの自信がありました。

さらに、貸すだけで無く自分もアドバイザーで参加できる!出しゃばれる!と思ったり(爆)もちろんCafeとして運営していましたので、電気、ガス、水道、ライフラインが充実、さらに都内、目黒、駅からすぐのアクセスです。

これまで20年間、死ぬ気で働いて店のローンも無いし、店も買っちゃったし、スタジオCafeなら一人で出来るし、激安で提供も出来そうだと思いました。

ファッション業界は熟知していますし、裏事情もよく知っています(笑)『これ!もしかしたらファッション業界、撮影関係の”お役に立つぞ”!多分、みんな喜ぶぞ!』っと!ひらめいた訳でして..!(笑)

最初から斬新なアイディアをひねり出そうなんて、考えもしていませんでした。『大好きな分野でその世界の人達を喜ばせられる!』と、思ったら「勝手に?」イノベーションしちゃって”こんなコト”初めてたんです。

 

没頭したい場所は、すぐそこにあった

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ースタジオCafe「らんすみれ」に没頭して、良かったことやその逆はありますか?

良かった事は、好きで好きでたまらない「ファッション業界に”裏方”として復帰出来たこと!」です。

復帰どころか、「まだ、必要とされる部分が残ってた!」それが嬉しいのです。正直言うと、20代の時は表舞台で目立ちたかった(笑)。でも50代になった今だから、思えるのだろうけど、心の底から「ご意見番の長老?」(野球評論家 “喝だ~”の張本勲?状態!笑)であるコトが幸せなんです!(あんな気短じゃないよ僕は!爆)

「長い経験」「ビンテージMONO愛?」「Cafe空間」「遊び心」『期待を超えてあげられる』武器が揃ったコトがホント後押ししてくれた..かな!

やっぱりココは「自分の帰るトコ、居場所」だったんです。個性を大きな器(笑)で受け入れますので、変わりものウェルカム!アーティストは、外からは破天荒で派手に見られる事が多いようですが、とんでもない!ビックリするくらいみんな礼儀正しいんですよ!

若いクリエイターが「80年代カルチャー回想録から、メンタル相談まで」店に出入りしてくれるのがホント嬉しい!撮影場所として使ってくれた後に、『コウさん!最高の撮れましたよ!!』と言ってくれるのは、本当に嬉しい。

 

そして、良かった事の逆ですね。

ここで初めてお話しますが、「同年代の幼なじみ、友達から連絡が無くなって行くこと…」です。

心理は良く分からないのですが、僕の好きな古いアメリカ映画、60年代の「アメリカンニューシネマ」、ピーターフォンダ&デニスホッパー主演『イージーライダー』など、新しき大国になろうとする保守的アメリカに古い?自由を掲げる若者は”もういらない!”的な感じでしょうか。

バイクで旅する2人はあっけなく??保安官に射殺されてしまう衝撃のラストなんだけど。そこの一説に『自由に「憧れてる」ヤツと、自由に「してる」ヤツは違うんだ!byジャックニコルソン』何か思い出しちゃうんです。

 

彼らのためにさらに磨きをかけ、新しい事にもチャレンジ

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ー今後チャレンジしたいことを教えてください。

ズバリ2つ!!

1つ目は、ウチに出入りする “常連クリエイターの為” に「これでもか!!」と言う位、まだまだ 撮影用古道具、ジャンク雑貨を手に入れます!(笑)

もちろん古道具、アンティークの時代考証等は、彼らの質問、相談に100%乗ります!提案も含めて応えてあげれる準備もしてあります!この部分は山中にとっての最強の武器であり強みのトコロなので、とことん磨きをかけます!

「こうさん!**みたいなモノありませんか?」と聞かれて、「ゴメン..そうゆうのは、今、無いよ..見つけておく..」とは、言いません!(笑)

同じ方向の「好き」を共有する彼ら、彼女らの望む「使いたいモノ」は、手に取る様に分かるんです。(ここで注意です。叶えてあげるのは “常連クリエイターだけ”。彼らに集中すること。山中流その訳は、そのうちに…)

「どう? こんなの使いたかったでしょ?」「凄い!ウソでしょ!使いたい!!」と、言わせます!『こうさんに相談すれば何とかしてくれる!』そんな「頼られるアニキ(長老?)」と言われるまで終わりなきチャレンジしたいですね!

続いて、2つ目は初のチャレンジです。

『わくわく感激!のある「お花教室」レンタルスペース』として「らんすみれ」をご提供いたします!

「素敵! ウソでしょ! こんな素敵な場所でお花のレッスン受けれるなんて! クリエイティブな気持ちが高ぶる! 通うのも便利なアクセスだし! 」

* クリエイティブな空間でお花を学ぶ!
* 出来上がった作品はフォトジェニックな空間でビジュアルにおさめる!
* インスタグラムにupして同じ趣味の仲間とHappyを共有したくなる!

この”3点セット?”まとめて夢叶えます!(ここは、Timezさんの協力もよろしくネ!笑)

先生、生徒さん「Cafe らんすみれ」でお花を愛する全員の、「ニーズに応える」No、No….『ニーズは超えます!』。環境~準備は、整いました!

僕が1番ワクワクしてるチャレンジかも!

 

−こうさん、ありがとうございました!若手のアーティストたちを見守る温かさが伝わってくるようです。ただ見守るだけではなく、彼らが求める作品にこたえるために、一緒に頑張ってくれる。そしていくつになってもチャレンジし続ける姿勢に刺激を受けました!

そして早速Timezでは、こうさんを主人公にした新感覚コラム「&Artist」を連載中です。さらに、Timezと「らんすみれ」さんの共同主催で、随時イベントも開催します!お楽しみに!

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