【器・花連載8】秋のグラスブーケ。フラワースタイリストのAnnaさんをお迎えして。

➤器と花に没頭しよう。器・花連載アーカイブはこちら

今回は、テーブルの上にちょこんと置ける、秋のグラスブーケ。

グラスブーケとは、名前のとおり、自宅にあるグラスやカップにそのまま入れるだけで、テーブルを華やかにしてくるカジュアルなブーケ。お花屋さんに、グラスブーケとして売ってあることも多く、自分でアレンジする必要がないので、とってもカジュアルに楽しめます。

今回から、NYやロンドンでもご活躍されているフラワースタイリストのAnnaさんをお迎えして、海外のお花文化のお話をお伺いします!

グラスブーケ お花の種類

IMG_1490.JPG

・小さなりんご
・松ぼっくり
・エリンジリウム ブルーダイナマイト(中央手前)
・ローズゼラニウム(左、明るいグリーン)
・ユーカリ(りんごの隣)

見た目にも可愛く、ユーカリの香りが癒やされます。

 

Timez編集部: 海外でのお花文化はどういうものなのでしょうか?

Annaさん: ロンドンのお花屋さんで勤務していた頃に一番強く感じた事は”イギリス人は本当にお花が大好きで、そのマインドが生活に溶け込んでいる”という事です。

子供からご年配の方が男女問わず本当に!ふらっとお店に立ち寄って、特別な事がなくてもお花を購入していく中でよく耳にした言葉があります。選んだお花を指差して”Bunch(バンチ-束)を下さい”と待っているお客さんの姿はキュートでたまりません。

束というのは作り込まれたフラワーアレンジメントの様なブーケではなく、文字通り本当にただ束にしただけのシンプルな物を意味します。その束を凝ったアレンジにするのではなく、ワインの空き瓶や、グラス等に挿して、自宅の様々な所に”ただ置いておく”んだそうです。

勿論美しく作り上げらたアレンジメントも好まれますが、お気に入りのお花を1輪だけでも自宅に飾る程、人々の生活にごく自然に溶け込んでいる様でした。すごく素敵ですよね。

Timez編集部: ロンドンのお花文化、とても素敵ですね。日本では、お花が好きな方ももちろん多いのですが、多くの生活者の中に溶け込んでいるかというと、やはり日々の仕事や生活が忙しく、なかなかお花まで気が回らないという方も多そうです。

つい私は「今日はお花を飾るぞ!」という意気込みがないとなかなか買えない事も多いのですが(汗)、さらっとお花を買ってポンと置くだけ、というスマートでカジュアルなお花の楽しみ方、参考にしたいです。

 

カップを変えたり、アレンジしたり

▼秋っぽいグリーンのマグカップに入れると、可愛らしい雰囲気に。

IMG_1443.JPG

Timez編集部: 海外でも小さなりんごや松ぼっくりを使ったアレンジというのはあるのでしょうか。

Annaさん: そうですね、アレンジメントに自然の物を加工する事なく使用するデザインは海外でも人気があり、レモンやライムをカットした物を使う事も珍しくありません。

例えばハロウィンの時期に、パンプキンを使ったアレンジの側にチーズが売っていて、最後はチーズにつけて食べてね!という海外らしいユニークな物もあるんです。

 

▼あえて、リンゴやまつぼっくりなど主張が強いアイテムを外してシンプルにするのも◎。

IMG_1477.JPG

Timez編集部: いい香りのするグラスブーケは、やはりリラックス効果もあるのでしょうか。

Annaさん: ローズゼラニウムの葉と、ユーカリの葉はどちらも高い芳香性があり、清々しいすっきりとした香りを楽しむ事ができるハーブです。ローズゼラニウムはバラに似た香りを持つというネーミングからきていてオイルやアロマとして楽しめます。

ユーカリは長持ちし爽快な香りを長く強く感じられ、ドライフラワーとしても楽しめ、更にはどんなお花とでも合う、万能タイプ。殺菌効果やリラックス効果もある為、束にしたユーカリを楽しんでみるのもすごく贅沢です。まだトライした事が無いので、特別な日に経験が出来たらいいな。うーん!考えただけでうっとりします。

私はわざとバスルーム等の小さな空間にユーカリを飾って、香りが充満するように使う事があります。特に来客予定がある時は、芳香性の高いお花を選んでみると五感で楽しんでもらえて、素敵な空間が演出出来ると思います。

Timez編集部: バスルームのユーカリ、とってもいいですね!小さな空間であれば、たくさん用意する必要もなさそうですし、週末おうちでこもってリラックスしたいときにやってみたいです。本日はありがとうございました!

 

3600820

■コンテンツ協力:CARLA(カーラ) Anna Kitano
幼少期より自宅のあったアメリカ/LAを中心として様々な国の文化/世界観や空間装飾に触れながら感性を養った。

書籍出版/個展等を行うシルクフラワーアーティストの母の影響もあり、客室乗務員としての勤務を始めてからフレッシュフラワーアレンジメントの世界へ飛び込んだ。お花単体ではなく、テーブル上のコーディネートをトータルで彩り空間を楽しむというプレゼンテーションスタイルを大切にしている。

イギリス/ニューヨークに渡航。ロンドンに本店を置き、ロンドンオリンピックのメダリストブーケを作成する等で世界的に有名なJANE PACKERでの勤務を通して経験を積む。現在はイベント等のフラワー装飾/イベントレッスン等を開催しながら、エアラインスクール講師としても活動中。
              
・取得資格等
LE CADEAU/Basic course・Advanced Course, JANE PACKER FLOWER SCHOOL LONDON/Career Course Certificate,Briller/Table Coordinate Basic Lesson,SENSE/Table Coordinate Certificate,Official instructor,Salon de M /Junior Tea Adviser

CARLA

➤器と花に没頭しよう。器・花連載アーカイブはこちら

スポンサードリンク

記事を気に入ってくれたら
「シェア」&「登録」
をお願いします!