ホットケーキをふわふわにするのはアレ!『しろくまちゃんのほっとけーき』【美味口福を読む6】

ホットケーキをふわふわにするのはアレ!『しろくまちゃんのほっとけーき』【美味口福を読む4】

 
『ホットケーキ』と『パンケーキ』の違いをご存知だろうか?

実は、ホットケーキはパンケーキに比べて、厚い、甘い、スイーツ(おやつ)としてよく食べられる…という違いがある。また、『ホットケーキ』という言葉は日本の食品メーカーである『ホーム食品』の社長が命名した和製英語である。

 

『しろくまちゃんのほっとけーき』という絵本に美味しそうなホットケーキが登場する。

しろくまちゃんが、お母さんくまと一緒にお手伝いしながらホットケーキを作るストーリー。1970年の発売以来ロングセラーを続ける「こぐまちゃんえほん」シリーズの一番人気の名作。昔から愛されてきたお話なので、愛読して育った方も多いのでは?

作中、冷蔵庫から卵を取り出すシーンがあるのだが、ひとつ卵を落として割ってしまう。この絵本を読んだ子供たちが、次々と冷蔵庫にむかい卵を落としてみるというなんとも微笑ましい?エピソードも出版元であるこぐま社に複数寄せられているようである。それだけ、子供たちに影響のあるシーンなのだ。

牛乳をいれてよ~くかきまぜる。ふわふわの小麦粉とふくらし粉を加えて混ぜ混ぜ…。そして、いよいよフライパンで『ホットケーキ』を焼く行程が楽しげに表現されている。

”「ぽたあん」→「どろどろ」→「ぴちぴちぴち」→「ぷつぷつ」→「やけたかな」→「まあだまだ」→「しゅっ」→「ぺたん」→「ふくふく」→「くんくん」→「ぽいっ」→「はい できあがり」”

生地の焼き色や焦げ目が、徐々に変化していく様子に食欲をそそられる。その後は、お友だちを呼んで、美味しく食べて、お皿洗いのお片づけをして終了。

ホットケーキは幼少期に母親に作ってもらった、懐かしの味として記憶されている方もいらっしゃるのでは?

家族団らんの食卓の中心に鎮座する存在感のある面持ちの『ホットケーキ』。生地が焼けて完成していく様子、ホットケーキが焼けるあま~く香ばしい良いにおい、そして仕上げにバターをひとかけと、メープルシロップまたはハチミツをとろ~りたっぷりとかけていく。

見た目にも美味しい。ひと口食べれば、誰しも自然と笑顔になれるはずだ。それは、まさに至福のひととき。なんだか心までほっこり温かくなる気さえする。夢のような時間を楽しみ、その時間と味を心に刻む…『ホットケーキ』は筆者にとって母親のようなあったかい存在となっている。

現在は、各メーカーからホットケーキの粉が市販されているが、焼き方にひと手間加えるだけで、お店のような味になる。

実は、生地にマヨネーズを大さじ1混ぜて焼いて欲しい。ふっくらふわふわに仕上がるのでお勧めだ。

また、もっちりとした食感が好きな方には、牛乳の量を少し減らし、生地に大さじ2~3程度プレーンヨーグルトを混ぜて焼くともちもちの食感が生まれるから不思議である。

他に、よりケーキのようなコクと高級感を出したかったら、ヨーグルトと同様、牛乳の量を少し減らし、大さじ2~3程度生地に混ぜて焼くとプロの味になる。ぜひ、お好みのテイストを試して欲しい。

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
こぐま社

 

【連載:美味口福を読む】
本に登場する料理やスイーツを、食べてみたいと思ったことはないだろうか。また、その作品を生み出した文豪や物書きたちはグルメであることも多く、そう聞くと彼らは何を口にしていたのか気になるだろう。そんな「本とグルメ」をテーマにお贈りするのが、連載【美味口福を読む】。イマジネーションを働かせながら、美味しい1ページを読んでみよう。

文/cloud9
経歴:ラジオ局勤務、空港職員、IT関係、フードコーディネーター職などを経て現在は主にフリーライターとして邁進中。好きなことは、食べ歩き、旅行、料理、大相撲観戦、パワースポット巡り。好奇心旺盛でおっとりマイペースなタイプ。

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